認知的負荷の回避行動とその神経機構：脳機能画像、薬理、磁気刺激、計算論による研究

• 研究課題/領域番号: 19J00964
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分51020:認知脳科学関連
• 研究機関: 鳥取大学
• 研究代表者: 永瀬 麻子 鳥取大学, 鳥取大学医学部 脳神経内科学分野, 特別研究員(PD)
• 研究期間 (年度): 2019-04-25 – 2022-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2021年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)

研究開始時の研究の概要

意思決定のメカニズムの解明は、ヒトの行動を理解する上で重要な問題である。しかし、認知的負荷、身体的負荷が意思決定にどのような影響を及ぼすのか、またどのような神経メカニズムに基づいているのかはまだ十分に明らかになっていない。申請者は、これらの負荷に基づく意思決定・学習のメカニズムの解明を目指している。具体的には、【Ⅰ】認知的負荷はどのように適応的に回避されるか、【Ⅱ】将来実行される負荷は割り引いて予測されるのか、またどのような神経機構が働くか、【Ⅲ】認知的負荷の回避に神経修飾物質はどうかかわるか、【Ⅳ】認知的負荷の適応的回避の基盤となる脳部位はどこか、の問いを明らかにすることを目的としている。