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音楽が現代社会の問題解決に資する可能性についての社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19J01660
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関滋賀大学

研究代表者

川本 彩花  滋賀大学, 教育学部, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2019-04-25 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード文化社会学 / 音楽と社会・地域 / まちづくり / 子どもの育成支援 / 災害からの復興 / 格差 / 音楽 / アート
研究開始時の研究の概要

本研究は、芸術のなかでもとくに「音楽」に注目し、現代社会の抱える問題・課題解決に資する可能性を考察する。概要としては、音楽を活かしたまちづくりや子どもの育成支援など、音楽が社会と関わるプロジェクトの具体的な事例を取り上げ、当該実践が誕生・普及した社会的背景の検討、わが国での実践の詳細な調査、基盤となったプロジェクトの調査研究、海外での実践等との国際比較などを行い、音楽のもつ新たな可能性を探究する。

研究実績の概要

本研究は、芸術のなかでもとくに「音楽」に注目し、音楽が現代社会の抱える問題・課題解決に資する可能性を考察するものである。本年度は、音楽が社会・地域と関わるプロジェクトのなかでも、とくに子どもの育成支援に関する取り組みを引き続き中心に取り上げ、日本における事例の詳細な調査を東北地方を中心とした現地調査も含めて実施した。そして、当該取り組みが日本の社会に果たす(と考えられる)役割について分類を行い、また、その結果をもとにした先行研究の整理、および研究動向についての検討も進めた。それと並行して、音楽が社会・地域と関わるプロジェクトについて、他の事例の文献・資料収集を中心とした調査・検討も引き続き行った。現地調査については、引き続き新型コロナウイルス感染症の感染状況の推移を見守りつつ進めていった。
これらの成果については、奈良女子大学社会学研究会において「社会・地域と関わる音楽プロジェクトをめぐる研究動向について」の報告を行い、参加者の方々からたいへん貴重な示唆をいただくなど、活発な議論、および意見・情報交換を行うことができた。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により延期となっていた日仏社会学国際シンポジウムが開催され、「趣味と階層――文化資本の日本的状況」についての報告も行った。これらの成果をもとに、さらに論文等として研究成果の発表を行っていく予定である。
以上に加えて、科学研究費補助金・基盤研究(B)「『集合意識』から『情動の社会学』へ──デュルケーム社会学の現代的展開」(22H00904)(代表・小川伸彦)の共同研究に研究協力者として参加する機会を得た。こうした研究の展開も、今後さらに本研究のテーマである音楽が現代社会の抱える問題・課題解決に資する可能性について考察を深めていく際に貴重な知見をもたらしてくれるものと考えられる。

現在までの達成度 (段落)

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2023 2022 2021 2019

すべて 学会発表 (6件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 趣味と階層――文化資本の日本的状況2023

    • 著者名/発表者名
      川本彩花
    • 学会等名
      日仏社会学国際シンポジウム「モダニティを問い直す:デュルケーム、ブルデュー、さらにその先へ」
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 社会・地域と関わる音楽プロジェクトをめぐる研究動向について2022

    • 著者名/発表者名
      川本彩花
    • 学会等名
      第26回奈良女子大学社会学研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 「集合意識」から「情動の社会学」へ――デュルケーム社会学の現代的展開を目指す科研費研究の始動2022

    • 著者名/発表者名
      小川伸彦・白鳥義彦・山田陽子・横山寿世理・梅村麦生・川本彩花
    • 学会等名
      第42回デュルケーム/デュルケーム学派研究会例会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 「情動の社会学」への試み――デュルケーム社会学からの展開2022

    • 著者名/発表者名
      小川伸彦・白鳥義彦・山田陽子・横山寿世理・梅村麦生・川本彩花
    • 学会等名
      第43回デュルケーム/デュルケーム学派研究会例会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 社会・地域と関わる音楽プロジェクトの動向と展開2021

    • 著者名/発表者名
      川本彩花
    • 学会等名
      第22回奈良女子大学社会学研究会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 社会学理論・学説の記述における伝記的背景――日本の社会学教科書の分析2019

    • 著者名/発表者名
      川本彩花
    • 学会等名
      第38回デュルケーム/デュルケーム学派研究会例会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [図書] 社会学の基本 デュルケームの論点(執筆担当箇所:川本彩花「ハバーマス:コミュニケイション的行為」216-220頁)2021

    • 著者名/発表者名
      デュルケーム/デュルケーム学派研究会著、中島道男・岡崎宏樹・小川伸彦・山田陽子編
    • 総ページ数
      264
    • 出版者
      学文社
    • ISBN
      9784762030390
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2019-05-29   更新日: 2024-03-26  

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