研究課題/領域番号 |
19J01824
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分04020:人文地理学関連
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
崎田 誠志郎 国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小規模漁業 / 地中海 / ギリシャ / 漁業管理 |
研究開始時の研究の概要 |
沿岸域で営まれる小規模漁業は、地域の社会経済の安定や文化の継承において重要な役割を担っている。日本のみならず、世界各地における小規模漁業の実態を明らかにし、そこで生じている諸現象を地域の文脈に即して検証することで、小規模漁業を通じた自然と人間の関係性についてより広く深い知見が得られると期待される。 本研究では、ギリシャおよび周辺諸国における小規模漁業の展開に着目し、各国の小規模漁業を取り巻くマクロな漁業管理制度や多層的な主体間関係と、沿岸域におけるローカルな漁場利用の生態的側面を明らかにする。それらの結果を比較統合することで,東地中海域における小規模漁業の多様性と共通性を解明することを目指す。
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研究実績の概要 |
本研究は、ギリシャを中心とした東地中海の小規模漁業にみられる漁場利用の実態と漁業管理のあり方を解明し、あわせて日本国内の小規模漁業と比較することで両者の共通性や課題を明らかにすることを目的としている。 COVID-19の蔓延が収束せず、本年度も東地中海地域での現地調査は実施できなかったため、既存の調査結果のとりまとめに注力した。その成果として、単著論文“Centralization under decentralization: The process and impact of the reform of fishers’ club in Lesvos, Greece”が国際学術誌Marine Policyに掲載された。また、本研究の派生的な成果として、主要な対象国であるギリシャの文化と資源利用について紹介した「珍品図鑑 コボロイ ギリシャの嗜好品“悩みのビーズ”」を『ビオストーリー』に寄稿した。そのほか、マクロな社会経済の変動が沿岸地域の小規模漁業管理にどのような影響を与えるかという本研究の視座に基づき、論文「北海道南西部におけるナマコブームへの多様な適応・活用戦略」を『地域漁業研究』に投稿し、2021年度末時点で掲載が決定している。 学会発表としては、2021年8月にオンライン開催された34th International Geographical Congressに参加して口頭発表およびポスター発表をおこなった。また、2021年10月には国際コモンズ学会にオンライン参加して、本研究の主要課題である共有資源管理について情報交換や議論をおこなうことができた。2021年11月には地域漁業学会のシンポジウム「多面的視点から漁業地域活性化を考える」に登壇し、地理学的視点から考える漁業地域の振興について報告した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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