研究課題/領域番号 |
19J11906
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
王 紫儀 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 特別研究員(DC2)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2020年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2019年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | Osteocytes / Melatonin / Sclerostin / Ciradian rhythm |
研究開始時の研究の概要 |
矯正歯科治療における歯の移動では、歯根膜および骨細胞がどのように相互作用し骨代謝が生じているのか、そのメカニズムは分かっていないことが多い。一方、細胞内カルシウム応答や概日リズムは骨代謝と密接な関わりをもつことが知られているが、歯の移動時の役割は解明されていない。本研究では矯正的歯の移動における歯根膜と骨細胞の相互作用において、細胞内カルシウム応答と概日リズムがどう関与するのか、その詳細を解明することが目的である。本研究の完遂によって、矯正的歯の移動の促進や矯正歯科治療期間の短縮への基盤的研究となることが期待出来、臨床的意義も非常に高い。
|
研究実績の概要 |
骨細胞の細胞間コミュニケーションが骨代謝に与える研究を始めました。そして、細胞間コミュニケーション速度を定量的に測る方法を確立し、著名なSpringer社のプロトコルブックシリーズ(Methods in Molecular Biology)から招待を受けました。また、骨細胞の機械刺激応答の研究を進め、その応答は細胞間コミュニケーション速度に依存していることを突き止めました。さらに、骨細胞が機械的刺激を感知するために重要な候補遺伝子とその経路を、公開遺伝子チップデータを使ったバイオインフォマティクス解析を行い、低酸素症、概日リズム、エネルギー代謝に関わる遺伝子が骨細胞の機械刺激応答に重要な役割を果たすことを明らかにしました。そして、エネルギー代謝の時空間的パターンが、機械的刺激に応答して骨と他の臓器系との間の相互作用を調節する新たな可能性を示唆することができました。よって、期待以上の進展があったことをご報告致します。
|
現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|