研究課題
特別研究員奨励費
酸化還元電位(V)の温度係数(α = dV/dT)は、活物質の酸化還元反応に由来するパラメータである。種々の反応ごとのαを把握・理解することは、身の回りの微小な温度差や温度変化を電力に変換する「環境発電(エナジーハーベスト)」において重要である。本研究では、これまでに多くの報告がある溶液系活物質のαだけではなく、ほとんど注目されてこなかった固体活物質のαにも着目する。固体活物質は二次電池の電極として社会に広く普及しており、今後、環境発電用のデバイス化も容易である。本研究では、種々の固体活物質のαを主にエントロピー変化の観点から微視的に理解し、デバイスへの応用を行う。
1.層状酸化物の酸化還元電位の温度係数のNa濃度依存性を調べた。2.プルシャンブルー類似体の酸化還元電位の温度係数のNa濃度依存性を調べた。3.LiFePO4の酸化還元電位の温度係数のNa濃度依存性を調べた。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
Journal of the Physical Society of Japan
巻: 89 号: 6 ページ: 064708-064708
10.7566/jpsj.89.064708
40022254199
Scientific Reports
巻: 10 号: 1 ページ: 1813-1813
10.1038/s41598-020-58695-z
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 59 号: 3 ページ: 037001-037001
10.35848/1347-4065/ab731d
120007132943
巻: 58 号: 6 ページ: 065501-065501
10.7567/1347-4065/ab19db
120007133625
ChemistrySelect
巻: 4 号: 29 ページ: 8558-8563
10.1002/slct.201902340
120007127643