研究課題/領域番号 |
19J12372
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分44020:発生生物学関連
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研究機関 | 川崎医科大学 (2020) 大阪大学 (2019) |
研究代表者 |
臼居 優 川崎医科大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ゼブラフィッシュ / 色素細胞 / ギャップジャンクション / コネキシン |
研究開始時の研究の概要 |
ゼブラフィッシュの縞模様は黒色素胞と黄色素胞が相互作用することにより形成される。色素細胞の相互作用にはギャップジャンクションが重要な役割を担っている。ギャップジャンクションは隣り合う細胞同士をつなぎ、直接的な細胞間コミュニケーションの場となるチャネルタンパク質である。これまでに、黒色素胞と黄色素胞が縞模様を形成するために必要なギャップジャンクションタンパク質の発現条件を明らかにした。 本研究では、ギャップジャンクションタンパク質と蛍光タンパク質の融合タンパク質を発現する遺伝子改変ゼブラフィッシュを作製し、色素細胞間のギャップジャンクションネットワークを可視化する。
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研究実績の概要 |
ゼブラフィッシュの黒と黄色の縞模様は2種類の色素細胞、黒色素胞と黄色素胞、が相互作用することにより形成される。この色素細胞間の相互作用には、コネキシンタンパク質Cx39.4とCx41.8から構成されるギャップジャンクションが重要な役割を担っている。ギャップジャンクションは隣り合う細胞同士をつなぎ、直接的な細胞間コミュニケーションの場としての機能がある。これまでにCx39.4やCx41.8から構成されるギャップジャンクションを電気生理学的解析により検出することはできたが、これらのコネキシンタンパク質に対する有効な抗体を得ることができず、可視化できていなかった。 そこで本年度は、色素細胞間に形成されるギャップジャンクションネットワークのライブイメージングに取り組んだ。蛍光タンパク質を融合したコネキシンを色素細胞で発現する遺伝子組換えゼブラフィッシュを作出し、色素細胞を観察した。その結果、ギャップジャンクションが形成されたことを示唆する蛍光シグナルの検出に成功した。本研究成果はBBA誌にて掲載された。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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