研究課題/領域番号 |
19J13235
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小畠 玲子 広島大学, 医系科学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2020年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2019年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | チタン多孔体 / 骨再建 / インプラント / 骨再建材料 / 表面処理 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,生体活性作用を持つチタン多孔体による骨再建およびインプラント支持を目指している.本研究に用いた材料は高い機械的強度を有するチタンを連通多孔性構造としたものである.そのため物理的処理や光機能化処理では複雑な多孔性構造内部まで処理することは困難だと考え,簡便かつ確実な化学的処理に着目した.これにより材料内部への血液・栄養供給が十分に可能となり,確実な骨伝導による骨再建が達成できる.
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研究実績の概要 |
これまでに樹脂含浸焼結法にて製作したチタン多孔体が優れた強度および骨伝導を有することから骨再建材料として有用であることを明らかとしてきた.本年度は,骨再建後の機能回復を目指し,新規チタン多孔体による骨再建部位へのインプラント適応の可能性について検討した. チタン多孔体骨再建材料にて骨再建した部位へインプラントを埋入し,オッセオインテグレーションの様相を評価した.チタン多孔体を用いることで材料による良好な骨伝導が達成され,骨髄領域におよぶ骨形成が達成された.チタン多孔体の切削には高速切削が必要となり,切削熱による周囲組織への影響が懸念されるため,本研究では,あらかじめインプラント埋入予定部位に中空構造を付与しておくことで,切削熱による生体への影響を最小限にでき,これがインプラントのオッセオインテグレーション獲得につながったと考えられる.これらの結果より,チタン多孔体により骨再建された部位へのインプラント適応の可能性が明らかとなった. また,チタン多孔体に生体活性処理を行い,骨再建およびオッセオインテグレーションの獲得を検討した.生体活性チタン多孔体と未処理チタン多孔体を比較したところ,骨面積率では差を認めなかったが,骨-チタン多孔体接触率および骨-インプラント接触率では生体活性チタン多孔体が高値を示し,より早期に確実な骨再建および骨支持を達成することができた. これらの結果より,新規生体活性チタン多孔体は,早期かつ確実な骨再建およびインプラント支持を達成する骨再建材料になりうることが示唆された.
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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