研究課題/領域番号 |
19J14350
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
HAN CHANGYO 東京大学, 情報理工学系研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2020年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2019年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | デジタルファブリケーション / ヒューマンコンピュータインタラクション / 凹凸マーカ / 感圧タッチセンサ / 物理インタフェース / プロトタイピング / インフレータブル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、3Dプリンタなどのディジタル・ファブリケーションツールによって作製された物体に不可視な情報を埋め込む手法を提案する。将来ディジタル・ファブリケーション技術の普及により様々な形状、機能を持つ物体を作製することができるようになる。例えば機械が読み取れる情報を作製時に埋め込んでおくと、形状がほぼ同一な多数のパーツを機械が組み立てるタスクを容易に遂行することが可能となる。また、情報を上書きできるようにすることで、状況に応じた異なる情報を持たせることができる。本研究では鉄粉などの強磁性体の素材を用いることで、可逆な不可視な情報を物体に埋め込む手法を提案する。
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研究実績の概要 |
本年度は大きく3つの研究に関わり、そのうち学振特別研究員の科研費では主に伸縮性のある素材と3Dプリンタを用いて糸状の支持構造を内部に作製することにより、造形後に折りたたんで体積を小さくできる高剛性のインフレータブルの作製方法をついて研究を遂行した。 インフレータブルは軽量で柔らかく、空気を入れて簡単に展開できるためボートやアトラクションなど様々な場面で利用されている。しかしほとんどが平面のシートを切り取って張り合わせることで作製されるため、細かい形状の再現が難しい問題、剛性を上げるためには空気圧を高くする必要があるがそうすると形状が歪んでしまう問題を抱えている。そこで本研究では、3Dプリンタによってインフレータブルの膜とともに内部に糸状の支持構造を作製することで、内気圧が上昇してもその形状を保つことができ、空気を抜いてコンパクトに収納できるインフレータブルの作製方法を提案した。こちらの研究は国内学会のWISSで発表を行い、ヒューマンコンピュータインタラクション分野の最も権威のある学会であるCHI2021のポスターに採択され発表を予定している。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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