研究課題/領域番号 |
19J20032
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
桜木 真理子 大阪大学, 人間科学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2021年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2020年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2019年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 感染症 / 市民科学 / オープンサイエンス / 科学技術 / 文化人類学 / ハンセン病 / グローバルヘルス / インドネシア / DIY |
研究開始時の研究の概要 |
インドネシアにおけるハンセン病対策・ヘルスケアを対象とし、人間と菌、それらの環境とが持つ関係に焦点をあてた調査を行う。実験室や臨床におけるミクロな実践とグローバルヘルスケア、さらに自然環境というマクロな実践が相互にどのような影響を及ぼしているかを明らかにすることが本研究の目的である。
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研究実績の概要 |
1. オープンソースの感染症検査キットに関する調査を実施し、グローバルな科学的実践を成り立たせる技術的・社会的ネットワークの理解を目指した。具体的な対象は、新型コロナウイルス流行初期から始められたインドネシアでの使用を目的としたオープンソースの感染症診断デバイス(PCR検査に用いられるサーマルサイクラー)の開発であり、その開発者である日本人のハードウェアエンジニアと現地の協力者にインタビューを実施した。この調査を通し、インターネット上のつながりやデバイスの共同開発を通して越境的に行われるオープンソース的なヘルスケアの近年の動向の一端を明らかにした。
2. インドネシア、ジャワ島東部において、これまで農村部で実施されていたハンセン病を含む感染症へのヘルスケアが、新型コロナウイルス感染症の影響から長距離の移動や物資の運搬が困難となる中でどのように変化したかを調査した。残念ながらインドネシア現地での調査は叶わなかったが、調査計画当初からの調査協力者であったアイルランガ大学熱帯病センターハンセン病研究室(インドネシア・スラバヤ市)の医師・技術者に対する継続的なインタビューを通して現地の状況を把握した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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