研究課題/領域番号 |
19K00057
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01020:中国哲学、印度哲学および仏教学関連
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研究機関 | 山梨県立大学 |
研究代表者 |
名和 敏光 山梨県立大学, 国際政策学部, 准教授 (30291868)
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研究分担者 |
末永 高康 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (30305106)
武田 時昌 関西医療大学, 保健医療学部, 客員教授 (50179644)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 陰陽五行 / 出土資料 / 術数学 / 日書 / 占 / 暦注 / 国際研究者交流 / 中国 |
研究開始時の研究の概要 |
各年度共に、研究課題検討会の開催、国内・海外の資料調査及び学術交流、訳注・翻訳作業を柱として研究を推進していく。その際、各担当者が各分野(術数学・医学・経学)に対する専門的な検討を行い、年度ごとに進行状況の確認を兼ねたワークショップを開催すると同時に、海外から研究者を招聘し、最新の研究動向のレクチャーを受ける。最終的には、漢代における「陰陽五行」思想成立の全体を網羅する構成をとる。分野としては、名和は、中国思想史、中国出土文献学、術数学を分担、武田は、中国思想史、中国科学史、中国医学史を分担、末永は、中国思想史、漢代経学史を分担し、それを代表者である名和が統括することにより研究目的を達成する。
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研究成果の概要 |
本研究は、陰陽五行思想に対し最新出土資料を用い、術数学・医学・経学等の多角的な視点からアプローチし、その検討内容を相互に共有し、総合的に考究することを目的とした。これまで文献中心に行われてきた陰陽五行に対する研究に最新の出土資料を用い、多角的な視点でその思想を解明できたことは、これまでにない重要な成果である。また、海外(主に中国・台湾)での最新の研究成果を取り入れ、それを国内外において口頭・論文にて多数発表することができたことは、特筆すべき成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで文献中心に行われてきた陰陽五行に対する研究に最新の出土資料を用い、多角的な視点でその思想を解明できたことは、これまでにない重要な意義を持つ。日中関係が良好でない中、海外(主に中国・台湾)での最新の研究成果を取り入れ、それを国内外において口頭・論文にて多数発表することができたことは、社会的に大きな意味を持つ。
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