研究課題/領域番号 |
19K00223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 金沢美術工芸大学 |
研究代表者 |
鈴木 浩之 金沢美術工芸大学, 美術工芸学部, 教授 (60381688)
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研究分担者 |
大木 真人 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 第一宇宙技術部門, 研究開発員 (80578302)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アートプロジェクト / リモートセンシング / 美術 / 科学教育 / 人工衛星 / 写真 / ハイブリッドアート / メディアアート / 映像 / 地上絵 / ALOS / 芸術と科学 / 教育 / ワークショップ / UHD / 美術教育 / STEAM / アニメーション / 8K |
研究開始時の研究の概要 |
地球外の視点は人に広い視野を与える。人々がアートプロジェクトに参加することで人工衛星を利用した地球外の視点と新たな地球観を獲得するプログラムを開発することが本研究の目的である。曇天下でも電波を利用して地上を撮影可能な人工衛星と、手作りの電波反射器を用い、生活する地域全体が1つのキャンバスとして機能する集団肖像を撮影するとともに、地上にアニメーションを描き出す新たな芸術表現技術を開発する。
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研究成果の概要 |
本研究は地上絵アニメーション制作の技術的な知見の獲得を目的のひとつとしていたが、2020~2021年にかけて世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、フィールドワークによる制作実験が大きく制限された。一方で人工衛星と電波反射器を用いた地上絵制作のコンセプトを共有するためのアプリケーションや参加者レクチャーの改良を実現し、オンラインサイト上で公開・配布すると共に展覧会などで発表した。成果を8K映像にて作品化し、東京都現代美術館やドームシアター等で公開した。今後はコロナ禍からの回復を待ちつつ地上絵アニメーション制作に必要なフィールドワークの実施を含む研究の推進を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地上絵アニメーションの制作に向けて必要な基礎的な技術を整理し、2020年度 日本映像学会 中部支部 第1回研究会にて「地球観測衛星と電波反射器を利用した地上絵制作プロジェクトについて/2019年度の制作記録と8K映像化の試み」にて発表した。参加者レクチャー用教育アプリケーションを開発・公開した一方で、コロナ禍や先進レーダ衛星の打ち上げが延期の影響によりアニメーション制作の実証実験に至らなかった。
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