研究課題/領域番号 |
19K00303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
細田 明宏 帝京大学, 文学部, 教授 (20412801)
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研究分担者 |
寺内 直子 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (10314452)
真鍋 昌賢 北九州市立大学, 文学部, 教授 (50346152)
後藤 静夫 京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 名誉教授 (50381926)
有本 泰子 千葉工業大学, 情報科学部, 准教授 (60586957)
久堀 裕朗 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (50335402)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 伝承 / 浄瑠璃 / 人形操り / 演技 / 語り / 文楽 / 近代日本 / 芸能 / 伝統 / 演劇 / 人形浄瑠璃 / 日本近世演劇 / 聞き取り調査 / 浪花節 / 舞楽 / 口伝 / 公演制作 / 口頭文学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、人形浄瑠璃の実演者および実務経験者に対する聞き取り調査をおこない、その結果を基にして伝承あるいは実演がどのようになされているかを明らかにする。聞き取り対象者の言葉のうちに伝承のあり方を見いだす探索的な方法である。調査・研究は、他のジャンルの研究者とも連携しておこなう。
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研究成果の概要 |
本研究は、人形浄瑠璃における伝承という問題について、さまざまなアプローチにより明らかにすることを目的とする。代表者および分担者は、単独であるいは連携して、調査および研究活動をおこなった。調査のうち主なものは、人形浄瑠璃の実演家や実務経験者に対する聞き取り調査や、文楽座をはじめとする人形浄瑠璃上演の実態調査である。また実験に基づく定量的研究もおこなった。これらの調査および研究は、学術論文や学会発表、著書として発表された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は次の通りである。①聞き取り調査に基づいて学術論文を発表し、人形浄瑠璃における伝承や上演の一端を明らかにした。②新聞記事などの資料を調査して学術論文を発表し、近代における人形浄瑠璃の上演の一端を明らかにした。③近代における他ジャンルの芸能の上演実態を調査し、その一端を明らかにした。④実験に基づく定量的研究をおこない、文楽人形の演技における浄瑠璃の効果を明らかにした。以上のことにより、人形浄瑠璃のあり方を考える上で重要な知見が社会に共有された。
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