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唯美主義と政治性の接点―モリス、バーン=ジョーンズ、クレインを中心に

研究課題

研究課題/領域番号 19K00394
研究機関高知大学

研究代表者

関 良子  高知大学, 教育研究部人文社会科学系人文社会科学部門, 准教授 (10570624)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 交付
キーワード芸術と社会 / アーツ・アンド・クラフツ運動 / William Morris / Edward Burne-Jones / Walter Crane
研究開始時の研究の概要

唯美主義は、一般に、芸術を社会改良の手段とする態度に批判して、芸術の到達目標を美のみと定めるものだと知られている。しかし、W.モリスやW.クレイン等、唯美主義の代表者とされる創作家は、「芸術のための芸術」をモットーとすると同時に、社会改良に対する強い考えを持っていた。本研究では、彼らのもつ政治性は、社会主義的傾向が強いため、政治の中枢とは異なる、いわばマイノリティーの政治思想としてこれまで一蹴されてきたのではないかと仮説を立てる。そして、従来の単純化された唯美主義の定義にメスを入れ、唯美主義者の社会性を「政治性」と捉えて精査することによって、彼らの社会思想の正統評価を試みる。

報告書

(1件)
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

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