研究課題/領域番号 |
19K00708
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
義永 美央子 大阪大学, 国際教育交流センター, 教授 (80324838)
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研究分担者 |
瀬井 陽子 大阪大学, 国際教育交流センター, 特任助教(常勤) (00868341)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 日本語教育 / 自律学習 / 第二言語学習 / 学習支援 / 学習者オートノミー / 教師オートノミー / 言語学習アドバイジング / プログラム開発 / 日本語教育人材 / オートノミー / セルフアクセスラーニングセンター / 人材育成プログラム / 学習方法 / ウェルビーイング / 自律学習支援 / 支援者養成 / 養成プログラム / 日本語学習支援 / 支援者養成プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は大学における日本語自律学習支援に焦点を当て、支援者の学びを促し、支援者としての資質・能力を体系的に向上できるような支援者養成プログラムの開発に取り組む。またその過程を通じて、望ましい日本語学習支援のあり方や、支援者に求められる知識・技能・態度について検討する。
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研究成果の概要 |
本研究では、学習者オートノミーや言語の自律学習支援に関する理論的検討に基づき、大学における日本語自律学習支援者(自律学習を支援するために必要な知識・技能・態度を持った人材)を養成するプログラムとして「第二言語学習方法論」と「言語学習アドバイジング入門」の2つの授業を開発・実施した。また、受講者の振り返りを分析し、授業の効果の検証を行った。そして、これらの知見に基づいて学会発表9回、論文11本、書籍出版5冊、講演7件を行い、成果を広く社会に発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自律学習やその支援の重要性はかねてより指摘されているが、自律学習の支援者の体系的な養成を目指すプログラムはこれまでほとんど開発されていない。自律学習を促進・支援する力量をもった日本語教育人材が求められる中で、学習者オートノミー・教師オートノミー・自律学習支援などの理論的検討に基づき、自律学習支援に必要となる知識・技能・態度を養成するための具体的なプログラムを開発し、他の教育機関等でも応用可能な1つのモデルを示した本研究の意義は大きい。
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