研究課題/領域番号 |
19K00710
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
永田 良太 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (10363003)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
|
キーワード | 「ほめ」 / 授業談話 / 日本語教師 / 日本語学習者 / 意識 / ほめ / 日本語 / インドネシア語 / 日本語教育 / 教師 / 学習者 / 談話 |
研究開始時の研究の概要 |
教育場面においては教師と学習者の人間関係を構築することが重要である。そのような人間関係の構築・強化において,「ほめ」は重要な役割を果たす。本研究では,日本語の教育場面における「ほめ」について談話レベルで分析を行う。その際,「ほめる側」と「ほめられる側」の意識を考慮するとともに,他の種類の談話とも比較することで,その特徴を明らかにする。
|
研究成果の概要 |
本研究においては,さまざまな観点から行われてきた「ほめ」に関する先行研究をレビューすることにより,「ほめ」の研究の現状を整理するとともに,残された研究課題を明らかにした。また,教育やコミュニケーションの場面で問題になる「ほめ」の言語間の差異について,日本語とインドネシア語を対象にして明らかにした。さらに,教育課場面における「ほめ」の意識を明らかにするとともに,今後の基礎資料となるインドネシアの日本語教育における授業談話のデータも収集し,整理した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育場面においては教師と学習者の人間関係を構築することが重要である。そのような人間関係の構築・強化において,「ほめ」は重要な役割を果たす。本研究では,「ほめ」の研究を概観することによって現状と課題を明らかにするとともに,教育上やコミュニケーション場面で重要になる言語間の差異を明らかにした。本研究で収集し,整理したインドネシアの授業談話は今後の研究資料として活用することが期待される。
|