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植民地満洲における遺産としての日本語教育

研究課題

研究課題/領域番号 19K00711
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
研究機関九州大学

研究代表者

金 テイ実  九州大学, 留学生センター, 訪問研究員 (30733323)

研究分担者 郭 俊海  九州大学, 留学生センター, 教授 (20377203)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード中国東北地域(旧満洲) / 日本帝国 / 鉄嶺安全農村 / 「満洲」朝鮮移民 / 朝鮮人学校 / 教育 / 日本語教育 / 中国東北地方 / 「満洲」移民 / 朝鮮人開拓民 / 東アジア / 鉄嶺日語学堂 / 満洲 / 日本 / 鉄嶺 / 日語学堂 / 「満洲事変」 / 在満朝鮮人 / 安全農村 / 朝鮮人 / 学校 / 教師 / 学習者 / 教材 / 日本語 / 植民地 / 遺産
研究開始時の研究の概要

本研究は、満洲における日本植民地下の日本語教育について、学習者、校舎、当時教師や学習者が残した教材、教師の調査研究によって今まで明らかにしなかった遺産にスポットライトを当てて、戦前の日本語教育が遺産として戦後の現地の自力での日本語教育の発展に果たした役割に関する研究である。

研究成果の概要

中国東北地域(旧満洲)と日本の歴史的関わりの中で、日本が満洲に建設された最初の「安全農村」である鉄嶺安全農村について触れたものである。主に、日本、韓国、中国で収集された日本語・中国語・ハングルで書かれた文献資料と現地調査によって入手された鉄嶺安全農村の村及び学校関係調査資料、写真史料を整理して一部を記した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在の鉄嶺県友誼村は当時の「安全農村」から90年経っているが、学校建物がそのまま保存・使用されており、写真史料・文献資料からこの地域をめぐる歴史的変遷・各時期の様子がはっきりと表されている。本研究によって、鉄嶺県友誼村の歴史の一齣を記録し、東北アジアの政治・経済・文化・教育等の研究に基礎資料として活用できることが期待できる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2023 2022 2021 2019

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 満洲に設立された鉄嶺日語学堂について2022

    • 著者名/発表者名
      金テイ実
    • 雑誌名

      東アジア日本学研究

      巻: 6 ページ: 119-127

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 鉄嶺安全農村と教育2021

    • 著者名/発表者名
      金テイ実
    • 雑誌名

      東アジア日本学研究

      巻: 5 ページ: 89-97

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 満洲に設立された鉄嶺日語学堂について2021

    • 著者名/発表者名
      金テイ実
    • 学会等名
      東アジア日本学研究学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 民国期延辺における通訳養成学校2019

    • 著者名/発表者名
      金テイ実
    • 学会等名
      東アジア教育・日本文化研究学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 「満洲国」時期朝鮮開拓民研究2023

    • 著者名/発表者名
      松原孝俊監修、金テイ実・池孝民訳
    • 総ページ数
      305
    • 出版者
      花書院
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 中国東北地域と日本―鉄嶺安全農村の過去と現在―2023

    • 著者名/発表者名
      郭俊海監修、金テイ実編著、金武英・金ting燕編
    • 総ページ数
      255
    • 出版者
      花書院
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] 東アジアとの対話 ―国境を越えた知の集成―2023

    • 著者名/発表者名
      松原孝俊監修、金テイ実・呉先珠編著
    • 総ページ数
      254
    • 出版者
      花書院
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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