研究課題/領域番号 |
19K00723
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
北出 慶子 立命館大学, 文学部, 教授 (60368008)
|
研究分担者 |
村山 かなえ 立命館大学, 国際教育推進機構, 嘱託講師 (10589948)
安田 裕子 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (20437180)
遠山 千佳 立命館大学, 法学部, 教授 (40383400)
山口 洋典 立命館大学, 共通教育推進機構, 教授 (90449520)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 日本語学習支援者 / サービス・ラーニング / 市民性教育 / ピア・ラーニング / 越境的学習 / ナラティブ / 地域日本語教育 / 官学連携 / 地域コミュニティ / 多文化共生 / 多文化サービス・ラーニング / 省察 / 日本語教育人材 / 教育的オンライン実践 / ピアサポート / 多文化サービスラーニング / 中道態 / ジレンマ / サービスラーニング / 日本語支援 / 日本語教師教育 |
研究開始時の研究の概要 |
「生活者としての外国人」に対する日本語教育人材育成の必要性が叫ばれている。本研究は、このような人材を育成する方法としてサービス・ラーニング(以下、SL)を取り入れた多文化SLを開発する。本研究では支援者側の学びに注目し、SLの理念設計である互恵性、能動的学習、体験への省察を導入することで、多文化間で学び合い、地域コミュニティと連携することのできる日本語教育人材および市民性の育成方法を提案する。
|
研究成果の概要 |
本研究の目的は、サービス・ラーニング正課科目の開発と多文化ボランティアを通した学びの明示化である。2022年度にサービス・ラーニング正課科目を開設し、その後の展開として2023年度には複数の地域多文化交流や日本語教室との連携基盤を構築することができた。また、学内の国際交流ボランティア参加を通した正課外の学び、オンラインによる多文化サービス・ラーニングの実施と学びの解明、官学連携の多文化共生推進プロジェクトにおける関係性の解明など、様々な調査からボランティアを通した学びの意義や設計に必要な観点を提示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的意義は、サービス・ラーニング正課科目の開発や正課外の多文化ボランティアを通した学びの明示化により、多文化共生や地域在住外国人への支援を通した市民性の育成、そして地域と大学のより充実した連携の在り方の必要性とモデルを示したことが挙げられる。また、学術的意義としては、サービス・ラーニングと日本語教師教育の関係や、異文化理解の振返りワークショップなど、従来の日本語教育分野の枠組みを越えた学際的な知見の融合と成果発表にある。
|