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大学・日本語学校・地域における日本語教育コーディネーターの実践知の形成

研究課題

研究課題/領域番号 19K00739
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

御舘 久里恵  鳥取大学, 教育支援・国際交流推進機構, 准教授 (60362901)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード日本語教育コーディネーター / 資質・能力 / 省察 / 人材養成 / 対人関係能力 / 実践知 / 実践知の形成
研究開始時の研究の概要

大学,日本語学校,地域の日本語教室における「日本語教育コーディネーター」に対し,実践の観察とインタビュー調査を実施する。調査によって得られた(1)種々の実践活動の記録と,(2)本人の活動についての省察の過程を分析し,「日本語教育コーディネーター」の活動を通した実践知の形成過程を明らかにする。さらに分析結果から,(1)日本語教育コーディネーターの役割と機能,及び(2)日本語教育コーディネーターに必要な資質・能力を整理し直し,「日本語教育コーディネーター」の養成のあり方について検討・提言する。

研究成果の概要

本研究は,大学,日本語学校,地域における「日本語教育コーディネーター」を対象に,実践の記録と,インタビューによる語りを分析した。その結果,日本語教育コーディネーターに必要とされる資質・能力として,学習者の状況・ニーズを把握する,必要な情報・知識を得る,機能的なシステムや体制をつくる,協働的関係をつくる,適性や事情を考慮し活かす,仕事や役割を振り分けて任せる,明確に素早く意思を示す,俯瞰し長期的視野を持つ,固執せず割り切る,責任を自覚する,の10点を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで,特に大学と日本語学校における日本語教育コーディネーターについては必要な資質・能力や養成のあり方がまとまった形で議論されておらず,2018年に初めて文化審議会国語分科会によって発表された。本研究は文化審議会国語分科会が提示した日本語教育コーディネーターに必要な資質・能力を,現場での実践及び当事者の語りから検証したものであり,今後日本語教育コーディネーターの養成・研修内容を具体化していくにあたっての基礎資料となりうるものである。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021 2020

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 日本語学校・大学・地域において日本語教育コーディネーターが発揮している能力とは2021

    • 著者名/発表者名
      御舘 久里恵
    • 学会等名
      2021年度日本語教育学会春季大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 「生活者としての外国人」は地域日本語教室に何を求めているのか2020

    • 著者名/発表者名
      御舘 久里恵
    • 学会等名
      異文化間教育学会第41回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] Language Support for Immigrants in Japan: Perspectives from Multicultural Community Building2022

    • 著者名/発表者名
      Keiko Hattori, Makiko Shin'ya, and Kurie Otachi (ed.)
    • 総ページ数
      300
    • 出版者
      Lexington Books
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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