研究課題/領域番号 |
19K00763
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
國近 秀信 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (70284594)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 英語パラグラフライティング / 検索システム / 論理展開 / ライティング / 英語学習 / パラグラフライティング / 教育工学 / 学習支援システム / 例文検索 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,WWW上の英語文章を検索し,学習者が参照したい英語の論理展開法および内容に合致したパラグラフを提示するシステムの実現を目的とする.具体的には,パラグラフコーパスの実現法の確立,論理展開および内容を考慮したパラグラフ検索法の確立,検索結果の表示法の確立,WWW上のパラグラフの自動収集法の確立,および,パラグラフの論理展開解析法の確立を行う予定である.
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研究成果の概要 |
英語の初学者が英語文章を書く際に,適切な構造のパラグラフを参照することは,有用な方法の一つである.このような英語の論理展開法を熟知していない学習者を支援するため,本研究では,学習者が欲する英語の論理展開法および内容に合致したパラグラフを提示するシステムを実現した.本システムは,WWWより入手したパラグラフの構造を解析し蓄積する.ユーザは,その情報を元に,特定の論理展開・内容のパラグラフを検索する.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,従来人手に頼るのみであったパラグラフの論理展開に着目した検索について,計算機による自動化を試みた.現時点では制約があるものの,本システムにより,学習者が表現したい構造および内容に近いパラグラフを容易に参照することが可能となった.教育工学の分野では,英語パラグラフライティング支援については,ほとんど支援対象とされていなかったため,本領域の開拓・発展が波及効果として期待できる.
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