研究課題/領域番号 |
19K00771
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
|
研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
日臺 滋之 玉川大学, 文学部, 教授 (60459302)
|
研究分担者 |
LIA Steve 玉川大学, リベラルアーツ学部, 教授 (10341900)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 学習者コーパス / 英語で言いたかった表現 / 日英パラレルコーパス / 発信語彙 / iOS用のフラッシュカード / Word game-Bingo / 文法標識CLAWS 7による検索 / 自己表現 / 文法標識による検索 / フラッシュカード / Bingo / ICT教材 / 文法用語による検索 / 英語で言えなかった表現 / EasyConc / 検索ツール |
研究開始時の研究の概要 |
筆者はこれまで、中高生の英語授業で、話す活動として、生徒同士がペアになり、週末や長期休暇中の生活について英語で対話する活動や教科書の題材のstory retellingの活動を実施してきた。活動後に英語で言えなかった表現を日本語で書いてもらい、その表現を英語に直し、授業でフィードバックしてきた。書く活動でも、中学3年間にわたり英文日記の実践を行い、英語で書けなかった表現を集めてきた。本研究では、中高生が英語で表現できなかった日本語表現とそれに対応する英語表現を日英パラレルコーパスとして構築し、検索ソフトを開発し、授業や家庭学習、辞書作りに活用することを目的としている。
|
研究成果の概要 |
今までコミュニケーション活動で中高生が英語で表現できなかったことを日本語で書いてもらい、英語母語話者教師と日本人英語教師で後から英訳し、日本語と英語の対応する日英パラレルコーパスEasyConcを構築してきた。本研究では、高校生からの質問が少ないため、新たに高校生からの質問を収集し、EasyConcの拡充を図った。また、EasyConcをもとに、中高生にとって使い勝手の良いアプリを開発し、学習者の表現活動の問題点を発見し、授業への提言をした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コーパスといえば一般に表現できたことを収集したものであるが、本研究で開発してきた日英パラレルコーパスEasyConcは学習者が英語で表現できなかったことを収集したものである。コミュニケーション活動で中高生が英語で表現できなかったことを日本語で書いてもらい、収集し、後で英語に翻訳し、日本語と英語の対応する日英パラレルコーパスEasyConcを開発した。EasyConcの検索ソフト等を開発し、教師が学習者のニーズを反映したワークシートを作成し、授業で使用することや、中高生が英語で表現したいと思う表現を調べるなど、中高生の英語学習にフィードバックし役立てることに意義がある。
|