研究課題/領域番号 |
19K00786
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
物井 尚子 (山賀尚子) 千葉大学, 教育学部, 教授 (70350527)
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研究分担者 |
J・A Elwood 明治大学, 総合数理学部, 専任教授 (00400614)
星野 由子 千葉大学, 教育学部, 准教授 (80548735)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | L2 WTC / L2 perceived competence / 国際的志向性 / L2不安 / 小学校英語 / パフォーマンス評価 / 自己効力感 / 早期英語教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は、英語学習の入門期にあたる児童3~6年生の「L2 WTCを促進する英語教育プログラムの開発・検証とその普及」である。初年度は、複数の小学校で外国語活動・外国語科の授業を観察し、授業内の活動 (やり取り) と連動した児童の「教室内におけるL2 WTC」「L2使用に関する自己効力感」の変化を振り返りシートで記録する。さらに児童用L2 WTC質問紙で「教室外でのL2 WTC」を測定する。初年度のデータを基に、次年度以降では、児童の「教室内におけるL2 WTC」「L2使用に関する自己効力感」を高める活動 (やり取り) の特徴を探り、児童のL2 WTCを促進するための英語教育プログラムを開発する。
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研究成果の概要 |
本研究の概要は、英語学習の入門期にあたる児童3~6年生の「L2 WTCを促進する英語教育プログラムの開発・検証とその普及」である。初年度は、小学校での外国語活動・外国語科の授業を観察し、授業内の活動 (やり取り) と連動した児童の「教室内におけるL2 WTC」(situated WTC)と「L2使用に関する自己効力感」(L2 perceived competence)の変化を振り返りシートで記録した。さらに児童用L2 WTC質問紙で「教室外でのL2 WTC」(trait WTC)を測定し、授業中の活動(やり取り)とL2 WTCの連動性について調査した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、授業中の活動(やり取り)と入門期の英語学習者である児童の「L2 WTC」および「L2使用に関する自己効力感」(L2 perceived competence)の変容をつぶさに捉えることで、英語に関する知識の獲得・技術の精錬に伴った学習者の心的変化を時系列で把握することができる。これらの概念は学習者の学習言語使用、また、運用能力との関係性が指摘されている概念であるため、その関係性を一般化することにより、多くの児童の外国語学習を促進することが可能となる。
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