研究課題/領域番号 |
19K00847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
酒井 英樹 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (00334699)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 小学校外国語教育 / アウトカム指標 / エビデンス / 知識及び技能 / 思考力、判断力、表現力等 / 学びに向かう力、人間性等 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、(1) 小学校外国語教育に関する研究や調査を収集し、(2) そこで用いられている児童の外国語によるコミュニケーション能力の測定方法を考察・整理し、(3) 小学校外国語教育に関する教育的政策に参考となる科学的根拠(エビデンス)生成のためのアウトカム指標を提案する。小学校外国語教育に関する研究や調査において用いられている測定方法を、学習指導要領で示されている「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」の三つの構成要素から成る資質・能力に照らし合わせて整理・分析し、アウトカム指標としての妥当性を検討することに特徴がある。
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研究成果の概要 |
本研究は、小学校外国語教育に関する教育的政策に参考となる科学的根拠(エビデンス)生成のためのアウトカム指標を提案することを目的として、小学校外国語教育に関する研究や調査を収集し、用いられている測定具を分析した。まず、学習指導要領等に示されている「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」の資質・能力に関して、育成すべき内容を整理した。次に、収集した先行研究の測定具に関して、その構成概念が育成するべき資質・能力と合致しているかなどの点からアウトカム指標としての妥当性や信頼性を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、小学校英語教育研究で用いられている測定方法を、学習指導要領の目標に合致しているかという点から整理・分析し、科学的根拠(エビデンス)を生成するために活用できるかを分析したことにある。エビデンスに基づく(英語)教育の促進につながると考える。 また、本研究の社会的意義は、科学的根拠(エビデンス)の生成のためのアウトカム指標として用いることのできる測定方法を提案したことである。特に、「学びに向かう力、人間性」に関しては、先行研究を整理し、アウトカム指標として活用できる質問紙票を特定したことは、英語教育学会における研究の共約可能性を高めることに貢献すると考える。
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