研究課題/領域番号 |
19K00854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
田中 洋也 北海学園大学, 人文学部, 教授 (70521946)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 語彙学習 / 定型表現 / CALL / e-learning / ポートフォリオ / 自律学習 / 外国語学習 / eポートフォリオ / MALL / e-portfolio |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,英語学習者の学習記録を単語,および定型表現の語彙項目に基づいて記録する電子ポートフォリオと個人に最適な学習項目を提示するコンピュータ適応型学習を実現するモバイルアプリケーションを統合し,英語学習者とその支援者(教師)に長期的な学習支援方法を提供する協働ブレンディッドラーニング・フレームワークを構築し,その有用性を検証する。新しい機能を付与した電子ポートフォリオ,モバイルアプリケーションを統合したフレームワークは,使用を希望する教育機関,教師,学習者に公開する。
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研究成果の概要 |
本研究では,英語学習者の学習記録を語彙項目(単語・定型表現)に基づいて記録する4技能統合型電子ポートフォリオによる自律・協働ブレンディッドラーニング・フレームワークを構築し,その有用性を検証した。研究期間内にこれまでの研究成果を発展させる機能を追加した。まず,語彙学習モバイルアプリケーションに定型表現データを搭載し,学習成果をポートフォリオに共有できる機能を開発した。ポートフォリオでは,学習者の音声データをテキストに変換し,音声,テキストの両方を学習記録として蓄積できる機能を実現した。また,ポートフォリオでの定型表現学習を可能にするアニメーション教材を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国語学習環境における第二言語習得では目標言語によるインプット,インタラクションの量的・質的不足を補うためにも,学習者が自律,継続的に学習することが求められる。こうした背景から,単語ベースで学習記録を蓄積し,その自律継続的な学習を支援する電子ポートフォリオの開発と研究は重要である。本研究では,英語学習者の学習記録を単語,および定型表現の語彙項目に基づいて記録する電子ポートフォリオと個人に最適な学習項目を提示するコンピュータ適応型学習を実現するモバイルアプリケーションを統合し,英語学習者とその支援者(教師)に長期的な学習支援方法を提供する協働ブレンディッドラーニング・フレームワークを構築した。
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