研究課題/領域番号 |
19K00864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
橘野 実子 (大舘実子) 東京工芸大学, 芸術学部, 教授 (40413538)
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研究分担者 |
大久保 真道 東京工芸大学, 芸術学部, 教授 (60308369)
陶山 恵 東京工芸大学, 芸術学部, 教授 (60367290)
松中 義大 東京工芸大学, 芸術学部, 教授 (00318908)
大島 武 東京工芸大学, 芸術学部, 教授 (50290028)
鈴木 万里 東京工芸大学, 芸術学部, その他 (60259207)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | プレゼンテーション / 英語教育 / メディア芸術 / 指導プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
大学の英語教育においては、コミュニケーション能力を伸ばすためプレゼンテーション演習など多様な活動が取り入れられる傾向にある。しかしメディア芸術作品の英語によるプレゼンテーションについては、指導方法が確立されていない。本研究では、望ましいプレゼンテーションの要素に関するデータを収集分析し、メディア芸術分野のプレゼンテーション技術向上のための指導方法の開発を目指す。研究方法としては、メディア芸術各分野で求められる語彙・言語表現の調査、発表スタイル調査、海外での実態調査を実施し、指導プログラムを作成する。その案に基づきプレゼンテーション技能向上指導を実施し、その効果を測定し、さらに改善を図る。
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研究成果の概要 |
本研究は、メディア芸術専攻学生が英語で作品プレゼンテーションを実施するための指導プログラムの開発を目指したものである。プログラム内容は分野別の語彙リストに基づく語彙指導と発表方法の指導からなる。語彙リストに関しては、アニメーションと映像制作分野について、制作用語集と作品発表映像から使用頻度または必要度の高い語彙を選定し、対応する英語語彙・表現をまとめた。効果的な発表方法に関しては、学生発表の分析等から「よいプレゼンテーションを構成する要素」を抽出して指導項目とした。効果測定の結果、指導プログラムは効果的と考えられるが、今後は他の専門分野と作品発表一般の語彙を充実させる必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル化時代の中、メディア芸術分野においても作品の国内外への発信や人的交流・作品交流が必要とされている。そのような発信・交流の一つの方法として英語による作品プレゼンテーションがあるが、そのために求められる専門的な英語力とプレゼンテーション能力の向上のため、メディア芸術専攻学生向けの指導プログラムを開発した。従来の英語教育・芸術教育では扱えなかった分野であるが、研究者の学際的な協力により実現した。
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