研究課題/領域番号 |
19K00880
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
大年 順子 岡山大学, 教育推進機構, 教授 (10411266)
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研究分担者 |
五十嵐 潤美 岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 講師 (90711622)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アカデミックライティング / citation practices / EFL writing / 参考文献の引用 / アカデミックリテラシー / argumentative writing / knowledge transforming / writer stance / summarizing / paraphrasing / 参考文献 / text analysis |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,大学の教養科目の英語アカデミックライティング指導の中で,参考文献の引用を通して,思考を深めて表現する力の育成を探求するものである。日本人学生にとって英語という外国語でアカデミックライティングに取り組むことはハードルが高いものの,教養科目の英語授業で思考を深める―knowledge transforming―という態度を身に付けることは,言語を問わず将来の論文執筆にも活かせるはずである。そこで,本研究を通して,参考文献を適切に引用するための効果的な指導法と活動案を提言していく。
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研究成果の概要 |
外部資料をL2学習者が効果的に引用するには,Zhang (2013)が提唱しているように,引用個所を確認し(locate),自分の考えと結び付け(connect),そして学習者自身の言葉で引用を統合(integrate)しなくてはならない。この複雑で認知的に高度な能力が求められる参考文献の引用技術育成には,教員の明示的で,段階的な教授アプローチが必要である。この教授方法を授業内で実施し,学習者の能動的な取り組み姿勢を育成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学部の教養科目の英語授業からリサーチペーパー等をプロジェクトとして課して,学生が将来大学院やまた社会に出た際にも,問題を発見し,参考文献と関連付けて自分の意見を整理展開する,というアカデミックスキルの習得の重要性を実践研究を通して報告した。
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