研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、近世仏教教団における触頭制度とその地域的基盤について具体的に究明し、教団が如何に存立したかを問い直すことである。主に用いる史料は、北陸地方の真宗の触頭寺院に関するものである。これらは、触頭寺院史料の中で最も充実した部類に属する。本研究は、私が単独で行うもので、期間は2019年度から2022年度までの4年間とする。その前半に重点を置いて史料調査を実施し、学会報告・論文作成へとつなげたい。最終年度には、総括的な成果を公表する予定である。