研究課題/領域番号 |
19K01176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04020:人文地理学関連
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
田部 俊充 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20272875)
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研究分担者 |
大西 宏治 富山大学, 学術研究部人文科学系, 教授 (10324443)
寺本 潔 東京成徳大学, 子ども学部, 特任教授 (40167523)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地理教育 / 地理学 / ラーニング・プログレッションズ / 地理的概念変化 / 授業実践 / 地理的技能と概念形成 / 地理的概念・思考 / 海外の地理教育 / アメリカ合衆国 |
研究開始時の研究の概要 |
①英語圏における地理教育におけるラーニング・プログレッションズ研究の整理、②日本の理科教育などで行われているラーニング・プログレッションズ研究の整理、③日本の地理教育で取り上げられる地理的な概念の現状についての整理、④アメリカ、イギリスやシンガポールでのラーニング・プログレッションズ研究の現状やそれらの国での実際の授業や教員の意識についての現地調査、⑤日本における実験授業の実施、を実施する。
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研究成果の概要 |
まず,日本の地理教育における地理的概念の教授による変容についての整理を行った。また,英語圏の地理教育におけるラーニング・プログレッションズ研究の整理を行った。 地理教育を通じた児童の持つ地理的概念の変化と発達に関する研究のために,ラーニング・プログレッションズを念頭に置いた地理的な概念変化を促す実験授業を行い,日本地理教育学会,日本地理学会,日本地図学会などにおいて発表した。田部は小学校第5学年における地球温暖化に着目した社会科の授業実践を行い,地理的概念の変容モデルを構築し,よりよい地理教育カリキュラムや教材,教授法の試案を提示することを試みた(田部ほか2022)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ラーニング・プログレッションズを念頭に置いた地理的な概念変化を促す実験授業を実施した実践をフィールドワーク,授業実践を踏まえた概念変化研究を通じて,地理的概念の変容モデルを構築し,よりよい地理教育カリキュラムや教材,教授法の試案を提示することが出来た。
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