研究課題/領域番号 |
19K01184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04020:人文地理学関連
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
阿部 亮吾 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10509144)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アジア系留学生 / スチューデンティフィケーション / 移民エスニック空間 / 都市発展 / シドニー大都市圏 / オーストラリア / 日本人留学生 / グローバル高度人材 / 外国人留学生 / メルボルン大都市圏 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、過去20年で留学生の受け入れ大国となったオーストラリアのシドニーとメルボルン大都市圏を事例に、「都市居住者」としての外国人留学生の居住形態や都市内移動、消費・就労パターン等が大都市圏構造の変容や都市成長にどのようなインパクトをもたらしているのかを、主にGIS(地理情報システム)や統計データを用いた定量的空間分析と、留学生への個別インタヴュー調査を通じた定性的分析の組み合わせによって明らかにするものである。本研究で得られたオーストラリアでの知見は、『留学生30万人計画』の達成が間近に迫る日本社会に対しても多くの示唆をもたらすものと期待される。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、2000年代以降のオーストラリア大都市圏におけるアジア系留学生の急増が都市の発展に及ぼす社会-経済的なインパクト、ならびにそれらの相互関係を明らかにすることである。 2022(令和4)年度も、2020年1月以降に蔓延が始まった新型コロナウィルス感染症拡大のため、対象地域であるオーストラリアへの入国が難しく、現地でのフィールドワークを主体とする本研究にとって、研究計画通り進まない状態であった。代替として、国内学会における情報収集に専念した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022(令和4)年度も、昨年度に引き続き日本人留学生の調査をし、並行して中国人留学生とフィリピン人留学生の調査を行う予定であったが、ここ数年の新型コロナウィルス感染症拡大の影響が残り、オーストラリアへの入国自体が困難であったため、現地でのフィールドワークがまったく進まない状態であった。
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今後の研究の推進方策 |
2023(令和5)年度は、オーストラリアへの入国が緩和されるので,シドニー大都市圏での現地調査を実施したい。
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