研究課題/領域番号 |
19K01197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
岩鼻 通明 山形大学, 農学部, 名誉教授 (20167282)
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研究分担者 |
荒木 志伸 山形大学, 学士課程基盤教育機構, 准教授 (10326754)
原 淳一郎 山形県立米沢女子短期大学, その他部局等, 教授 (10533226)
吉野 裕 帝京大学, 文学部, 准教授 (20742092)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 出羽三山信仰 / 湯殿山信仰 / 即身仏 / 出羽三山講 / 出羽三山碑 / 羽黒修験 / 宿坊 / 旅日記 / 羽黒山 / 月山 / 湯殿山 / 手向 / 石造物 / 出羽三山 / 信仰碑 / 山岳信仰 / 文化的景観 / 文化地理学 / 宗教民俗学 |
研究開始時の研究の概要 |
山形県鶴岡市の出羽三山のひとつである羽黒山の麓には手向の門前町が存在する。この門前町には、江戸時代は300を超える宿坊が存在していたが、いまでは30軒以下に減少している。伝統的な建築の宿坊が連なる町並みや羽黒山の宗教者および参詣者を支えてきた多様な生業は、近代化によって失われつつある。本調査研究は、その文化財的価値を多様な視点から解明し、将来への保存および再活性化の基礎となるものである。
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研究成果の概要 |
出羽三山信仰について、民俗学・地理学・歴史学・考古学の研究者が共同して、以下の新たな視点を開くことを試みた。詳しくは、2023年3月に刊行した研究成果報告書を参照されたい。まもなく山形大学の機関リポジトリにアップされる予定。 近現代における羽黒山手向の宿坊の変化・手向の諸職についての聞き取り・羽黒山内および本道寺、月山胎内岩の石造物・近世の湯殿山信仰・山形県置賜地方の石造物と即身仏・福島県喜多方市に置ける近代の三山講・中世末から近世初期にかけての西日本における出羽三山信仰。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コロナ禍もあって、当初に予定したフィールドワークが十分に実施できなかった部分もあったが、研究成果の概要に記した課題について、一定の成果をあげることができた。今後は代表者および分担者が、それぞれの課題について、論文や著書として成文化することによって、研究成果を社会に還元することを目標としたい。
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