• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

コンテンツ流通におけるブロックチェーン技術活用のための法的課題に関する横断的検討

研究課題

研究課題/領域番号 19K01425
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分05070:新領域法学関連
研究機関獨協大学

研究代表者

張 睿暎  獨協大学, 法学部, 教授 (80434231)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードブロックチェーン / 著作権管理 / 権利情報 / コンテンツ流通 / 利用許諾
研究開始時の研究の概要

デジタルコンテンツ流通に関しては、①著作権証明や取引履歴の追跡が難しいこと、②海賊版問題が深刻であること、③コンテンツ利用の権利処理が煩雑であること、④使用料徴収や対価還元が複雑で不透明という問題があり、これらはブロックチェーン技術により解決できる可能性がある。本研究は、i)権利証明、ii)海賊版検知、iii)ライセンスの前提となる権利情報DBの構築、iv)コンテンツ利用許諾と使用料の徴収・配分という4つの場面を想定し、諸外国におけるブロックチェーン技術のコンテンツ分野における活用状況および法的課題や立法状況を横断的に検討することで、一定の示唆を提供しようとするものである。

研究成果の概要

本研究は、i)権利証明、ii)海賊版検知、iii)ライセンスの前提となる権利情報DBの構築、iv)コンテンツ利用許諾と使用料の徴収・配分という4つの場面を想定し、諸外国におけるブロックチェーン技術のコンテンツ分野における活用状況および法的課題や立法状況を横断的に検討することで、日本のコンテンツ流通の円滑化に一定の示唆を提供しようとするものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ブロックチェーン技術を用いて知的財産をマネジメントすることに関する知的財産法上の課題を検討している学術研究が少ない中、新しい技術の登場がどのような法的問題をもたらすか、それら課題にどのように対応すべきかを、知的財産法・契約法・準拠法の側面で横断的に検討する事は重要であり、そこに本研究の学術的な意義がある。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2022 2021 2020 2019

すべて 雑誌論文 (3件) (うちオープンアクセス 3件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 欧州デジタル単一市場著作権指令第18条における適正かつ比例的な報酬の原則2022

    • 著者名/発表者名
      張睿暎
    • 雑誌名

      獨協法学

      巻: 117 ページ: 199-218

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 2020年12月24日公表された韓国の「人工知能の法・制度・規制整備ロードマップ2021

    • 著者名/発表者名
      張睿暎
    • 雑誌名

      獨協法学第114号

      巻: . ページ: 327-344

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 産業財産権分野におけるブロックチェーン技術の活用可能性と課題2019

    • 著者名/発表者名
      張睿暎
    • 雑誌名

      獨協法学

      巻: 110 ページ: 85-107

    • NAID

      40022137669

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 韓国における孤児著作物利用促進と拡大集中許諾制度導入の議論2020

    • 著者名/発表者名
      張睿暎
    • 学会等名
      公開コロキウム『著作権法50周年に諸外国の改正動向を考える ~デジタルアーカイブ、拡大集中許諾制度、孤児著作物対策~』
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] ストリーミング時代のコンテンツポータビリティ2020

    • 著者名/発表者名
      張睿暎
    • 学会等名
      第18回日本知財学会学術研究発表会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] コンテンツ利用におけるブロックチェーン技術活用の法的課題2019

    • 著者名/発表者名
      張睿暎
    • 学会等名
      日本知財学会大学イノベーション分科会共催第205回知的財産マネジメント研究会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 知的財産分野におけるブロックチェーン技術の活用可能性と課題2019

    • 著者名/発表者名
      張睿暎
    • 学会等名
      第17回日本知財学会学術研究発表会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] ブロックチェーン3.02020

    • 著者名/発表者名
      鈴木淳一(監修)ほか49人
    • 総ページ数
      440
    • 出版者
      エヌ・ティー・エス
    • ISBN
      9784860436827
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi