研究課題/領域番号 |
19K01542
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
奥村 保規 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (90383950)
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研究分担者 |
糟谷 祐介 神戸大学, 経済学研究科, 講師 (20792419)
平田 大祐 一橋大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (40754809)
北原 稔 大阪公立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (80468727)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | マッチング理論 / 産業組織論 / 保育所(園) / マッチング / 保育所 / 優先ルール / 効率性 / 公平性 / 耐戦略性 / 待機児童問題 / 戦略的行動 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,マーケット・デザイン論,産業組織論の知見から,議論する。これらは,現在進歩が著しい分野であるため,既存の文献をサーベイを日々行いたい。また,研究内容をまとめて論文や研究発表の形でだしたいと考える。本研究は基本的には理論研究であるが,より現実をとらえた議論をするために統計を使ったり,ヒアリングを行ったりして,実証分析にも努めたい。
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研究成果の概要 |
本研究は,保育所のマッチングシステムに関する研究である。現在の保育所のマッチングシステムの問題点としては,(1)いわゆる「待機児童」の存在,(2)待機ではないが,志望順位が低く不便な保育所を利用しなければならない利用者の存在,(3)保育園に入園する手続きをする際の,いわゆる「保活」による非効率性,があげられる。本研究では,マーケットデザインという分野の一部で議論されている,マッチング理論を通じてこれらの問題の解決を模索した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育所の問題は,利用者の就業,生活に大きくかかわっており,重要な社会問題である。例えば,自分の子が待機児童になったり不便な保育所にあずけることになった場合,彼らの思い描くようなキャリアを歩めなくなってしまう。本研究ではそのような問題を解決するための知見を得た。 また,学術上もいくつかの貢献をした。まず,既存の学校選択モデルを,学校の優先順位が弱順序でなく,半順序で表される場合を含むようモデルを一般化し,様々な分析を行った。さらに,学校選択問題の既存の文献でほとんど扱われていなかった,学生(利用者)の戦略的な側面についても分析を加えた。
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