研究課題/領域番号 |
19K01638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
DAVIS COLIN 同志社大学, 国際教育インスティテュート, 教授 (70432557)
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研究分担者 |
橋本 賢一 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (70403219)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Industry Location / R&D Offshoring / Employment / Productivity Growth / International Trade / Endogenous Growth / Theoretical Economics / International Economics / Economic Growth |
研究開始時の研究の概要 |
(i) Study how the firm-level location decision for innovation generates R&D offshoring patterns, while considering the implications for employment patterns, productivity growth and welfare.
(ii) Study how the firm-level decision to vertically fragment the R&D process across national borders generates R&D offshoring patterns, while considering the ramifications for employment patterns, productivity growth and welfare.
(iii) Study how innovation and production offshoring generate institutional spillovers across labor markets and clarify the links between national unemployment rates.
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研究成果の概要 |
この研究プロジェクトの目的は、国際間における経済統合が進展する中、企業が研究開発活動の最適な立地を選択する方法について理論的な考察を与え、結果として生じる研究開発の立地模様が関連する国々に利益をもたらすか害を及ぼすかを評価することである。特に労働雇用と生産性成長に与える影響に重点を置き、国の厚生を改善させるような政策の役割を特定することを目的にした。
主に、以下の課題を分析した。先ず、イノベーション部門におきるオフショアリングが生産性成長を加速する可能性に関して証明した。次に、労働市場に起きる摩擦と組合交渉力、そして人口の高齢化が産業の立地と経済成長に与える影響について、新しい結果を導き出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経済政策の一つの目的は地方経済を再生することである。その一方で、都市圏に産業が集積されると経済成長が加速することもよく知られている。本研究では、産業の立地模様に与える影響を通して、経済政策が複数の地域にもたらす効果を考える。その結果、より的確な経済政策を実行することが可能になる。
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