研究課題/領域番号 |
19K01815
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
山田 英夫 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (20220395)
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研究分担者 |
大木 裕子 共立女子大学, ビジネス学部, 教授 (80350685)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ビジネスモデル / コスト構造 / 見えにくいビジネスモデル / 競争戦略 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、ビジネスモデルの持続的競争優位を解明することを目的とする。様々な業界において独自のビジネスモデルにより成長を遂げている企業を抽出し、以下の2つの視点から分析を行う。第1に、コスト優位に関して、従来のコストダウンではなく、ローコスト・オペレーションを構築するための代替案を抽出する。第2に競争優位については、レガシー企業との競争、同一ビジネスモデル企業との競争の2つを踏まえ、競争優位を維持する方法を示していく。
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研究成果の概要 |
本研究では、これまで我々が継続してきた「企業の非競争ビジネスモデルに関する研究」を発展させ、企業のビジネスモデルにおける表面的には見えにくい部分に着目し、持続的な競争優位を保持できるビジネスモデルの条件を解明する。研究は3つの段階を経て進めていくこととし、第1に、持続的コスト優位に関して、従来のコスト削減にはない視点を提示した。第2に、持続的競争優位について、レガシー企業との競争、同一ビジネスモデルとの競争を踏まえ、その競争パターンを示した。そして第3に、これらの研究成果を総括して「持続的競争優位を持つビジネスモデル」に関する統合的なモデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ビジネスモデルの持続的競争優位を解明することを目的としてきた。様々な業界において独自のビジネスモデルにより成長を遂げている企業を抽出し、以下の2つの視点から分析を行った。第1に、コスト優位に関して、低コストを構築するための代替案を抽出した。第2に競争優位については、レガシー企業との競争、同一ビジネスモデル企業との競争を踏まえ、競争優位を維持する方法を示した。 本研究の学術的意義は、①低コストのビジネスモデルの構築についての概念を提示した点、②2つの側面から競争優位に着目した点にある。
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