研究課題/領域番号 |
19K01824
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
崔 宇 追手門学院大学, 経営学部, 准教授 (60445004)
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研究分担者 |
井戸田 博樹 近畿大学, 経済学部, 教授 (10352957)
太田 雅晴 大阪学院大学, 経営学部, 教授 (00168949)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サプライチェーンレジリエンス / システム・アーキテクチャ / 合意形成メカニズム / 合意形成アルゴリズム / SCMのデジタル化 / サプライチェーン・レジリエンス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は先進企業の事例研究および聞き取り・アンケート調査を通じて、日本やアジア諸国間のサプライチェーン(SC)企業のレジリエンス向上の解決策を提言することを目的とする国際実証研究である。 具体的には、、①日本やアジア企業のIoT関連技術の導入実態およびSC全体の複雑性と脆弱性の顕著化に関する検証;②既存のSCシステムのアーキテクチャの分析、自律分散型システムの適用性と課題の明確化;③新たな合意形成メカニズムを取り入れた新しいSCシステムアーキテクチャの解明によるSCR向上の対策を提言する。
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研究成果の概要 |
本研究では、デジタル技術の発達とその積極的な応用への取組により、サプライチェーン全体の効率性、知能化、ネットワーク効果がますます増大している一方、人的・自然災害によるサプライチェーンの寸断は世界的規模で経済状況を悪化させる深刻な問題拡大に対して、システム・アーキテクチャの視点から、新たに合意形成メカニズムを導入し、サプライチェーンシステムの再構築に関する具体的なメソドロジーを提案した。さらに、そのシステム再構築の具体策として、ブロックチェーン・プラットフォームによる解決策を提示し、その効果とするサプライチェーンレジリエンスの向上について検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、サプライチェーンレジリエンスの向上を実現するために、既存のサプライチェーンシステムにおいて、新たな合意形成メカニズムを補完的に取り入れ、サプライチェーン全体の複雑性および脆弱性を軽減・回避するレジリエンス向上の解決策となる新たなシステムアーキテクチャ構築のメソドロジーを提言することで、社会的意義を果たした。また、アジア・オセアニア地域における各国のサプライチェーンの先進企業の調査および文献レビュー・分析を通じて、新たなシステムアーキテクチャの実用性と有効性について検証し、その学術的意義を果たした。
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