研究課題/領域番号 |
19K01868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 大妻女子大学 |
研究代表者 |
山倉 健嗣 大妻女子大学, その他部局, 副学長 (90126384)
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研究分担者 |
Heller Daniel 中央大学, 国際経営学部, 特任教授 (00362096)
高橋 賢 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (50282439)
山岡 徹 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (80377085)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ステイクホルダー / 媒介者 / 組織間関係 / パワー / 正当性 / 連携 / ポートフォリオ / プラットフォーム / 提携 / 機能 |
研究開始時の研究の概要 |
企業とステイクホルダーとの関係において、両者を仲介する媒介者(intermediary)はなぜ必要か、いかなる機能を担っているのか、機能を果たすうえでパワー・正当性をいかに獲得していくのか、媒介者を通じて企業‐ステイクホルダー関係がいかに形成展開変革していくのか、媒介者と当事者との関係がいかに構築されるのかを明らかにすることを目指している。音楽業界、映画業界、飲料業界、自動車業界を対象に研究を展開する。
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研究成果の概要 |
企業がいかにステイクホルダーとの関係を構築するのかの研究は重要な課題である。本研究は企業とステイクホルダー関係における、媒介者に注目した研究を展開した。媒介者がなぜ必要となるのか、媒介者がいかなる機能を果たすのか、機能を果たすうえで必要とされる媒介者のパワーや正当性を今までの研究を踏まえ展開した。媒介者の研究において、ポートフォリオ、プラットフォーム研究の重要性が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業とステイクホルダー関係において、媒介者に焦点を当て、取引・提携についての新しい視点を提供した。取引が不確実が高く多義性の高い業界の分析における媒介者の情報提供機能だけではない、正当性付与機能に注目した。提携研究におけるポートフォリオレベルの研究の重要性、多数のユーザーを結合するプラットホーム研究との可能性を明らかし、媒介者研究を通じた、経営学・経済学・社会学をクロスする意義を確認した。
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