研究課題/領域番号 |
19K02003
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
|
研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
河合 隆治 同志社大学, 商学部, 教授 (30368386)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 業績管理 / リスクマネジメント / 管理会計システム / マネジメント・コントロール / リスク・マネジメント / マネジメントコントロール |
研究開始時の研究の概要 |
近年、利害関係者は、企業の業績向上のみにとどまらず企業に対して潜在的な損害を与え得る事業リスクへの対応についての要請を企業に対して強めている。これに対応して、企業は事業リスクを事前に認知し、適切に管理するリスクマネジメントの仕組みを整備している。 本研究は、業績向上とリスク対応とをどのように同時達成できるのかを解明するために、わが国企業における、業績管理システムとリスクマネジメントとの関連性、連携させるためのメカニズムや条件について検証を行う。
|
研究成果の概要 |
本研究課題においては、①リスクマネジメント実施企業の事例を検討した管理会計研究の文献レビュー、②業績管理システムの基礎となるマネジメント・コントロールの文献分析、③わが国の業績管理システムの整備にかんする実証研究、④新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下における企業の実態把握のための質問票調査およびインタビュー調査、⑤リスクマネジメントが報酬システムに与える影響についての実証分析を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで十分整理されているとはいえなかった管理会計におけるリスクマネジメント研究のレビューやマネジメント・コントロール研究を網羅的に文献分析を実施することにより、どのように議論が展開されてきたかについて明らかにできたことには学術的意義がある。また社会的意義として、財務指標や非財務指標を整備する具体的に要因を提示したこと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における企業が行ったリスク対応の実態を明らかにしたことで、わが国企業に対する指針を示したことが挙げられる。
|