研究課題/領域番号 |
19K02030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
浦崎 直浩 近畿大学, 経営学部, 教授 (60203600)
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研究分担者 |
金 鐘勲 専修大学, 商学部, 講師 (10801566)
Zhu KaiWen 沖縄大学, 経法商学部, 准教授 (10824162)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ビジネス会計用語辞典 / 対訳コーパス / 会計制度の国際比較 / 会計コミュニ ケーションの促進 / 日韓中3カ国におけるビ ジネス会計の相互理解 / translation corpus / accounting terminology / IFRS / 日韓中英会計用語 / 会計用語データベース / 東アジア圏の会計文化の比較理解 / 会計コミュニケーションの促進 / 日韓中3カ国におけるビジネス会計の相互理解 / 財務会計 / 会計監査 / 日韓中英 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、対訳コーパスの開発に向けて、韓国・中国における会計及び監査の専門用語を収集し、それらの日本語及び英語による用語と併せて対訳式の日韓中英会計用語データベースを構築することを課題とする。日本・韓国・中国における基準書・公表文書は、各国の言語が公式の用語であり、各国の研究者が他国の文献を読むことに限界があった。研究成果は、これを広く社会に公表することにより現状の改善が図られ、研究者を目指す学生、大学研究者、現地駐在の実務家、会計専門職等による利用が期待され、東アジア諸国間の企業会計に関する学術研究と交流の促進に寄与するものである。
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研究成果の概要 |
本研究は、韓国・中国における商業簿記、工業簿記、原価計算、管理会計、財務会計、租税、企業経営、ファイナンス、その他ビジネス一般に関する専門用語を収集し、それらの日本語および英語による用語と併せて対訳式の日韓中英会計用語データベース(語彙)を構築することを目的として実施された基礎研究である。 その研究成果は、浦崎直浩編著、金鐘勲・朱愷ブン・都相昊・路暁燕著、『英・日・韓・中[対訳]ビジネス会計用語辞典』(同文舘出版、2023年5月10日、初版、ISBN978-4-495-21047-2)として出版された。収録された用語は、英語2641語、日本語2822語、韓国語2658語、中国語2727語である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
東アジア諸国における会計制度の比較研究を行う場合、日本・韓国・中国の基準書・公表文書・関連論文は、各国の言語が公式の用語であり、各国の研究者が他国の文献を読むことに限界があった。勿論、英文ジャーナルにより各国の状況を知ることができる。しかし、母国語を英語に翻訳する過程において英語で通用するように意訳がなされることがある。翻訳された英語表記から当該会計事象の元の言語表記を類推できないという難点がある。研究成果である対訳ビジネス会計用語辞典は、そのような限界を克服し、東アジア諸国における学術研究やビジネスの交流発展に寄与し、会計制度の比較研究における相互理解がより一層高まることが期待される。
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