研究課題/領域番号 |
19K02068
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
河島 基弘 群馬大学, 情報学部, 教授 (80454750)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 社会的インフルエンサー / 環境・動物保護団体 / 市民運動 / 欧米 |
研究開始時の研究の概要 |
環境・動物保護団体の運動理念や組織としての具体的な活動内容について、各種文献の分析やインタビュー調査によって、日本といわゆる欧米を比較する中で考察する。追求する問いは、①環境意識や動物保護の現状について欧米と日本でどのような違いがあるのか、②その違いもたらしている要因は何か、③環境・動物保護団体は各国社会でどのような役割を果たしているのか―である。日本の環境・動物保護運動を前進させるための方策を提示するとともに、日本の市民運動の活動をさらに広範で強固なものにするための指針を探る。
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研究成果の概要 |
環境・動物保護団体を市民の意識に影響を及ぼして社会変革をもたらす「社会的インフルエンサー」として捉え、その運動理念や組織としての具体的な活動内容について、各種文献の分析やインタビュー調査によって、日本といわゆる欧米を比較する中で考察することが当初の狙いだった。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大で海外調査ができなくなったため、関係するテーマの論文執筆と学会発表に時間を割いた。具体的には、共著1冊、論文3本、書評2本を書いたほか、1回の学会発表を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の当初の目的は、環境・動物保護団体について、動物福祉先進国と言われるイギリスやアメリカと日本の現状を比較することで、日本の環境・動物保護運動の理念や活動内容の特徴を明らかにするとともに、会員数の伸び悩みとそれに伴う社会的影響力の弱さの中で活動することを強いられる日本の環境・動物保護運動に対して打開策を提示することだった。さらに、この研究で得られた知見を市民運動全般の活性化に役立てることも狙った。 しかし、コロナウイルス感染症の世界的拡大によって内外の調査ができなくなってしまったため、その分の時間を人間と動物関係の著書や論文、書評の執筆、学会発表に充てた。
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