研究課題/領域番号 |
19K02120
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
|
研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
矢作 弘 龍谷大学, LORC, フェロー (40364020)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 都市再生 / COVIDー19 / Gentrification / 郊外の変容 / 都市の「かたち」 / アフターコロナ / アメリカの都市計画 / ルーラルGentrification / グリーンGentrification / ツーリズムGenricication / スーパースター都市 / ジェントリフィケーション / リモートワーク / ラストベルト / 郊外論 / New York City / Suburban Studies / 創造都市 |
研究開始時の研究の概要 |
アメリカのスーパースター都市(ニューヨーク、ワシントン、サンフランシス、シアトルなど)で進行するジェントリフィケーションが「都市の「かたち」」を変容し、新しい都市危機を生み出している。格差拡大、中間階層の解体、社会の分断の深化・・。 この危機を超克する持続可能な都市のモデルを探ることが研究の概要になる。 事例研究を基礎に、文献研究に取り組む。 また、海外研究者と連携し、複眼的なアプローチを試みる。
|
研究成果の概要 |
COVID-19の前と後の、アメリカ大都市圏の変容について調査し、考察した。その際、コロナ禍以前に激しかったジェントリフィケーションに注目した。<都市圏中心都市>:リモートワーク の普及でオフィスの空きが広がり、人口もマイナスになった。しかし、その経済的集積力(AI,IT,バイオ)は強く、「中長期的には、COVID-19以前より強力に回復する」と読み解いた。実際のところ、人口は回復しつつある。<都市圏郊外>:再郊外の動きを追った。これまでとは違って小さなダウンタウン機能を持った郊外都市が甦る傾向を読み解くことができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市は経済、社会、文化活動の主要舞台である。したがってCOVID-19が「都市の「かたち」」をどのように変えるか、それを明かにすることは喫緊の課題になっていた。 アメリカの大都市は常々、時代に先行し、時代を牽引して変容し続けている。したがってアメリカ都市の変化を明らかにできた意義は大きい。
|