研究課題/領域番号 |
19K02153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 西南学院大学 |
研究代表者 |
孔 英珠 西南学院大学, 人間科学部, 准教授 (60824092)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 在宅医療 / 協働 / 地域包括ケア / 看取り / 終末期ケア / 死の文化 / 在宅ホスピスボランティア / 在宅ホスピス / 医療職と市民の連携 / 医療職と市民の協働 / 医療専門職との協働 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、ボランティアと医療福祉専門職の協同によって在宅ホスピスを推進する先進事例を取り上げ、医療福祉専門職とボランティア、終末期の人とその家族に対してインタビュー調査を実施し、協働による終末期ケアの有効性、改善点と課題について、ケアする側とケアされる側双方から確かめる。さらに、医療福祉専門職(機関)に対する質問紙調査を行い、ボランティアとの協働に積極的に取り組んでいる場合とそうでない場合を比較分析し、協働の促進要因と阻害要因を明らかにする。
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研究実績の概要 |
本研究は、医療・保健・福祉等の専門職の連携のみならず、当事者や家族、市民やボランティア等が共に地域における看取り体制がいかに整備できるかを模索することを研究の目的としている。とりわけ、在宅医療に携わっている病院、医療職の中で、当事者や家族、市民やボランティア等が共に様々な取り組みを行っている事例を取り上げ、協働ができる現状と要因、課題を探る。また、質問紙調査を通して、協働ができる現状と要因、課題を明らかにする。 2020年から3年間はコロナ禍で調査することができなかった。コロナ禍では先行研究を整理し、オンライン勉強会に参加しながら、調査の準備(質問紙調査の企画、質問紙の作成)を進めた。特に、2022年度は、質問紙を修正した。在宅医療に携わっている医師、医療ソーシャルワーカーに質問紙の内容について助言をいただきながら、質問紙を作成完了した。在宅医療に携わっている医師や医療ソーシャルワーカー、コミュニティソーシャルワーカーに聞き取りを行った。次に、質問紙調査の実施準備を行った。医療職(多職種)・市民・ボランティアが連携することをサポートするNPO法人に調査について説明、協力を求めた。2023年度に2回ほど対面の全国大会があり、集合調査を予定している。また、地域における看取り体制、多色連携による終末期ケア体制についての先行研究をまとめつつ、勉強会・講演会等に参加した。 研究実施計画に照らし合わせてみると、大分遅れている。2023年度には調査を実施し、分析や考察、報告書の作成に努めていきたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年から3年間はコロナ禍で調査することができなかった。コロナ禍では先行研究を整理し、オンライン勉強会に参加しながら、調査の準備(質問紙調査の企画、質問紙の作成)を進めた。特に、2022年度は、質問紙を修正した。在宅医療に携わっている医師、医療ソーシャルワーカーに質問紙の内容について助言をいただきながら、質問紙を作成完了した。在宅医療に携わっている医師や医療ソーシャルワーカー、コミュニティソーシャルワーカーに聞き取りを行った。次に、質問紙調査の実施準備を行った。医療職(多職種)・市民・ボランティアが連携することをサポートするNPO法人に調査について説明、協力を求めた。2023年度に2回ほど対面の全国大会があり、集合調査を予定している。また、地域における看取り体制、多色連携による終末期ケア体制についての先行研究をまとめつつ、勉強会・講演会等に参加した。 研究実施計画に照らし合わせてみると、大分遅れている。2023年度には調査を実施し、分析や考察、報告書の作成に努めていきたい。
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今後の研究の推進方策 |
医療職(多職種)・市民・ボランティアが連携することをサポートするNPO法人に調査について説明、協力を求めた。2023年度に2回ほど対面の全国大会があり、集合調査を予定している。分析や考察、報告書の作成に努めていきたい。
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