研究開始時の研究の概要 |
「働くための福祉」に着目して,包摂型ワークフェア政策を調査研究する。第1に,福祉国家再編の全体像と就労と福祉の制度デザインを考察する。第2に,権限移譲に注目して,中央と地方の行財政関係を分析し,雇用拡大を計画実施する地域企業パートナーシップと包摂型成長の可能性を探索する。雇用創出では,ディーセントワーク,中間的就労の確保など雇用の質と量を測定する。第3に,就労困難者へのエンプロイアビリティを高める技能プログラムを検討する。第4に,生活困窮者の生活相談に応じるソーシャルワーカーの役割と専門性を検証する。
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