研究課題/領域番号 |
19K02180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 京都先端科学大学 (2021-2022) 白鳳短期大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
木村 航 京都先端科学大学, 健康医療学部, 准教授 (70782035)
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研究分担者 |
辰巳 寛 愛知学院大学, 心身科学部, 教授 (70514058)
関根 和生 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (60847002)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 失語症 / リハビリテーション / 治療理論 / 臨床的有用性 |
研究開始時の研究の概要 |
失語症患者に対して良質の包括的ケアを提供するためには,エビデンスレベルの高い根拠のある治療法を,長期にわたり継続的に実施することが重要である.本研究では,失語の治療効果においてエビデンスが確立されているM-MATと,Telepracticeを連動させた,今までにない革新的な失語治療システムを構築することにより,失語症患者と家族介護者の福利向上に貢献しようとする取り組みである.
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研究成果の概要 |
本邦のリハビリテーション治療学において、十分な科学的根拠のある失語症の治療理論が確立されたとは言い難い。本研究では、Multi-modality aphasia therapy(M-MAT)の日本語版を作成し、その臨床的有用性を検証した。結果、呼称能力や実用的コミュニケーション能力に改善を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
M-MATは治療効果が保証された根拠のある失語症の治療理論である。日本語版M-MATを作成し、日本の失語症患者に対する臨床的有用性に関する検証を重ねていくことは重要である。本研究の結果は、日本における新しい失語症治療法の一つとして、失語症患者と家族介護者の福利向上に寄与すると考えられる。
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