研究課題/領域番号 |
19K02193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 北星学園大学 |
研究代表者 |
中田 知生 北星学園大学, 社会福祉学部, 准教授 (10265051)
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研究分担者 |
高野 和良 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (20275431)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 地域福祉 / コミュニティガバナンス / 質的データ / 量的データ / 方法論 / 量的分析 / 質的分析 / 過疎地域 / 集落活動 / 混合研究法 / コミュニティ・ガバナンス / 量的調査 / 質的調査 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、資源が少ない過疎地域において、集落活動がどのような要因で活性化するかについて、長期的なデータ収集から明らかにすることである。まず、そのために、山形県最上町において、これまで収集してきた量的、質的なデータに加え、寺家入れとデータとして使用可能な新たなデータ収集を行う。それと平行して、それらの時系列データを分析する手法についても検討を加えていく。
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研究成果の概要 |
過疎地域における町内会・自治会を中心とする集落活動について、コミュニティガバナンスを中心に、どのように進展するかについて、量的・質的データを収集するとともに、その方法を考えつつ、理論化することを目論んでいた。量的データ、質的データ、そして、地理情報データとその分析については、研究会を開催し、地域データ分析の例を示した。しかし、データ収集の計画を立てていたものの、コロナ禍のために実際に集落へ入ることが難しく、データ収集は困難であり、集落活動に関する分析が終了していない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、地域福祉などにおいては、どのような種類の地域にかかわらず、その共助によるガバナンスを促すとともに、公助による支援を行うことを指摘してきた。しかし、地域による差異、特に、公助、共助、自助のバランスが地域により異なり、すべての地域において共助のシステムが構築することが可能であるとは限らない。したがって、その公助、共助、自助の在り方と、コミュニティガバナンスの方向を考えるというところに、本研究の意義があると考える。
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