研究課題/領域番号 |
19K02228
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
倉持 史朗 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (70411056)
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研究分担者 |
今井 小の実 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (20331770)
陳 礼美 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (40510160)
蜂谷 俊隆 美作大学, 生活科学部, 准教授 (50351705)
元村 智明 東北福祉大学, 総合福祉学部, 准教授 (60340022)
室田 保夫 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 教授 (90131614)
高岡 裕之 関西学院大学, 文学部, 教授 (90305491)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 博愛社 / キリスト教 / 小橋勝之助 / 小橋実之助 / 林歌子 / 資料整理・保存作業 / 博愛(社)月報 / 博愛之園 / 博愛月報 / 博愛社普通学校 / 大阪婦人ホーム / 方面委員制度 / 社会事業 / 博愛社機関誌 / 育児事業 / 大阪社会事業 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、大阪で福祉(児童・高齢者・障害者等)・教育活動(幼稚園)を行う社会福祉法人博愛社と大阪地域の慈善・社会(福祉)事業の展開について歴史的かつ多角的に研究を行う。 博愛社は1890年に兵庫県赤穂で創設、大阪に移転後は大阪地域で先駆的な社会福祉事業を展開してきた。創設以来約130年にわたる同社事業や関連人物、戦前日本の社会事業の中心地ともいうべき大阪地域に関する一万点以上の史料を所蔵する。これらはまさに日本福祉史の実態解明のための貴重な史料群である。本研究ではこれらの貴重史料の整理・保存作業を進め、同時に史料目録・翻刻等を公刊し、それらを用いて実証的な歴史研究に取り組む。
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研究成果の概要 |
日本に現存する社会福祉施設として最も長い実績をもつ施設の一つである社会福祉法人・博愛社(大阪市)に所蔵されている史資料の整理・保存作業に取り組みつつ,それらを活用した歴史研究を進めている.具体的には博愛社研究に関連してキリスト教福祉実践者に関する研究論文や戦前社会福祉の公私関係に関する研究論文が分担者たちによって発表されている.また,重要な資料である施設機関誌の目録を作成(データベース化)し,機関誌誌面のデジタルデータと合わせて活用する体制が整った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
同社に所蔵されている史資料を活用して博愛社ならびに大阪社会事業に関する歴史研究を積み重ね1955年以前に関する研究成果を研究書として刊行する準備を整えている.また,博愛社の機関誌の目録作成および点検作業が終了し22年3月からデータベースとして活用することが可能となった.これにより,1890(明治23)年から1939(昭和14)年までの約50年間の施設状況や関係者並びに当時の関西地方を中心にした社会事業の動き等,研究資料として活用することが難しかった機関誌を活用した研究業績が見込まれる.さらに研究チームのみならず社会福祉史関係者たちの研究に資するために目録集(目次集)する準備を進めている.
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