研究課題/領域番号 |
19K02231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 武庫川女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
松端 克文 武庫川女子大学短期大学部, 心理・人間関係学科, 教授 (90280247)
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研究分担者 |
堀 善昭 武庫川女子大学, 文学部, 准教授 (00611352)
増田 和高 武庫川女子大学短期大学部, 心理・人間関係学科, 准教授 (40596962)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | プラットフォーム / 地域共生社会 / 包括的支援体制 / 重層的支援体制整備事業 / 協議体 / アクションリサーチ / 地域福祉計画 / 地域診断 / 地域福祉活動の展開モデル / 生活支援体制整備事業 / 生活支援コーディネーター / 包括的支援体制づくり / コミュニティワーク / 地域づくり / 我が事 / 丸ごと / 住民主体 / 地域福祉 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、今後ますますその重要性が高まってくる市町村における各種の協議体を住民参加と各種の専門職・機関が集い、交流し、対話し、学び合い、議論する場・機会としての「プラットフォーム」と捉え、その形成、運営、そしてそこでの協議を通じて福祉活動へと展開していくための「地域福祉活動の展開モデル」を試行的に構築することにある。 本研究では、全国で先駆的に取り組んでいるプラットフォームの事例を分析・整理し、類型化することで、その形成、運営、そこでの議論を通じて福祉活動へと展開していくための方法を実証的な調査に基づいて、「地域福祉活動の展開モデル」として試行的に構築し提示する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、市町村における各種の「協議の場」を「プラットフォーム」として捉え、協議から福祉活動へと展開していくためのモデルを構築することである。 研究の結果、(1)その立ち上げ手法としては、参加者のそれ以前の参加状況が意味をもつ、(2)運営手法としては、議論しやしやすいアジェンダの設定と建設的対話と学び合いの場にすることが重要である、(3)多職種連携のためには、具体的な事例の検討が有効である、(4)地域福祉活動へと展開する契機は、住民による活動を後押しする支援が必要である、(5)こうした取り組みを開示し「外」へと開き、意図的に刺激を取り込む仕掛けが重要である、ということを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「地域共生社会の実現」に向け、包括的支援体制づくりが進められているなか、市町村における各種の「協議体」を住民参加と各種の専門職が集い、交流し、学び合い、対話し、協議する「プラットフォーム」として捉え、その形成、運営、そして福祉活動へと展開していくための「地域福祉活動の展開モデル」を構築していくための考え方や実際展開方法を明らかにすることには大きな意義がある。 本研究の意義は、こうしたとについて、プラットフォーム立ち上げるための手法、運営の手法、多職種連携のための手法、議論から活動へと展開させていくための手法、プラットフォームを運営するための留意点などの観点から明らかにしたところにある。
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