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パーマネンシー保障の実現に向けたフォスタリングシステムの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K02233
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08020:社会福祉学関連
研究機関鹿児島純心女子短期大学

研究代表者

益満 孝一  鹿児島純心女子短期大学, その他部局等, 教授 (40296372)

研究分担者 谷村 紀彰  山陽学園短期大学, その他部局等, 教授 (60522737)
稲富 憲朗  福岡女学院大学, 人間関係学部, 講師 (60636611)
潮谷 恵美  十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (70287910)
猪谷 生美  佐賀大学, 医学部, 講師 (70331808)
浦田 英範  西南学院大学, 人間科学部, 教授 (70461663)
田中 顕悟  聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 教授 (30340368)
大竹山 なつき (丸田 なつき)  鹿児島純心女子短期大学, その他部局等, 講師 (30849823)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード乳幼児 / 乳児院 / フォスタリング機関 / 里親 / 里親支援専門相談員 / ファミリーホーム / 里親支援専門員 / 要保護児童 / パーマネンシー保障 / フォスタリングシステム
研究開始時の研究の概要

本研究は,虐待などで、保護者以外で保護を必要とする子どもが特定の養育者と愛着関係が「永続的に解決」される特別養子縁組などを行うフォスタリング(里親養育包括支援)機関についての研究である。現在の乳児院・児童養護施設などが,里親・ファミリーホームへの要保護児童の委託で、その役割と機能を担っている。その実績を調査研究によって明らかにし、子どもが安心安全な成長や発達を保障できる仕組みを明らかにする。
「民間フォスタリング機関」の役割と機能を明らかにし,「里親等」への子ども家庭への支援についての方策についての基礎的資料を蓄積する。

研究成果の概要

本研究は、フォスタリング機関として期待される乳児院から、里親への要保護児童の委託において、民間フォスタリング機関の役割と機能、里親等への移行過程の支援、児童相談所など関連機関の連携のあり方の実証的研究として行った。
フォスタリングシステムの中核である里親と里親支援専門相談員について明らかにすることとした。研究対象は就学前の乳幼児の里親による子育てとした。里親の子育て、子育てのやりがいと負担感、里親家庭の家庭内分業や子どもの世話の分担について明らかにすることとした。また、里親と里子を支援する里親支援専門相談員との関係についても明らかにすることとした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

乳幼児の児童虐待に対して、児童相談所による乳児院への措置や一時保護が行われる。そうした中で、フォスタリング機関である乳児院からパーマネンシー保障の実現に向けて里親への措置委託が推進されている。一方で、里親と里子の不調も大きな問題となっている。本研究の研究成果として、里親の子育て、子育てのやりがいと負担感、里親家庭の家庭内分業や子どもの世話の分担、里親と里親支援専門相談員等の結果は学術的意義のあるデータを提供し、里親と里子の不調についての支援も期待できる。里親は家庭内といういわば閉鎖的環境でき、里親支援専門相談員などフォスタリング機関による支援を明らかにする社会的意義はあるといえる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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