研究課題/領域番号 |
19K02317
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
小崎 恭弘 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20530728)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 父親 / 父親支援 / 東アジア / ジェンダー / 国際比較 / 子育て支援 / 育児時間 / パートナーシップ / 少子化 / 支援 / 子育て / 社会システム / 韓国 / シンガポール / 父親育児環境 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、文化的類似性を持つ東アジア各国とわが国を相対化し、父親の育児環境や意識や支援方法を比較検討することにより、わが国および東アジア各国における効果的な父親支援のあり方を明確にする。 具体的には、東アジア各国の父親の育児環境と意識を定量的に把握し、父親たちの育児を阻害する要因を明らかにし、各国の文化に応じた父親支援の具体的な内容を明確にする。そのことにより我が国の父親支援の発展に寄与する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、東アジア諸国における父親の育児環境を理解し、父親を支援する方法を検討することである。韓国とシンガポールで現地調査とインタビューを実施し、日本の各地での父親の活動やインタビューと比較を行った。また、東アジア4カ国(中国、台湾、韓国、日本)において、それぞれ300名の父親を対象にアンケート調査を実施した。父親の環境や意識と支援について、各国の特徴と共通項や差異が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
東アジア各国で大きく少子化の進行が見られる中、子育てにおける父親の位置付けや、子育て状況や父親自身の意識については、これまでほとんど調査対象とされてこなかった。。今回東アジアの各国と我が国の父親の状況について調査ができ、それぞれの国の特徴や差異が確認できた。またそれらの共通項や違いが明らかになったことにより、それぞれの国の文化や意識に合わせた父親支援の必要性が明確になったことは大きな意義である。
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