研究課題/領域番号 |
19K02394
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
益川 浩一 岐阜大学, 地域協学センター, 教授 (40334916)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 地域学校協働活動 / 地域学校協働活動推進員 / 学校運営協議会 / 地域学校協働本部 / 地域社会と学校の連携と協働 / 力量(資質・能力) / 教職員向け研修プログラム / 地域学校協働本部の構築モデル / 地域と学校の連携と協働 / 養成・研修プログラム / 役割 / モデル化 |
研究開始時の研究の概要 |
地域と学校が協働する仕組みを構築し、地域学校協働活動を促進・発展させるという政策的課題に応えるためには、協働活動促進・発展の「鍵」を握る推進員の力量(専門性)の内実を具体的・系統的に明らかにし、その発掘・養成を図ることが必要である。そこで本研究では、協働活動の促進・発展を実現するために、地域・自治体等と連携し、以下の3点に取り組む。 ①協働活動をコーディネートする推進員が果たす役割のモデル化。②①に基づいて、推進員が自らのアクションを構想したり、実践したり、点検したりする際に必要とされる力量(専門性)のルーブリック化。③上記を踏まえた推進員の養成・研修プログラムの設計開発と実践・検証。
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研究成果の概要 |
地域社会と学校の連携と協働を促進する地域学校協働活動推進員(初任者)に必要とされる資質・能力を析出することができた。 〇「知る・知らせる」:学校の地域ボランティアに対するニーズを知ると同時に、地域の学校に対する願いを整理する。〇「聞く・つなげる」:学校のニーズと地域ボランティアの希望を丁寧に聞き、地域学校協働活動の内容を企画する。〇「実行する・育てる」:目指す子どもの姿を明確にもち、学校のニーズに応じた地域ボランティアの活動や、地域行事等への子どもの参加を推進する。〇「振り返る・支える」:学校等と地域ボランティアが思いを共有し、学校や地域の発展と児童生徒の成長のために何ができるのかを振り返る。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域学校協働活動推進員に必要とされる力量を育成するための研修会を開発することができた。 第1回:地域学校協働活動の必要性と地域の課題発見・課題の要因の明確化。第2回:第1回研修で明らかにした地域の課題に対して願いや夢を語り合う。第3回:第2回研修で明らかにした願いや夢を実現する上でのハードル・障壁のうち、コミュニティ・スクールと協働することで解決できそうな課題を明らかにする。解決できそうな課題ごとにチームを作り、解決に向けた具体的な取り組み案の骨子を語り合う。第4回:地域と地域に生きる子どもたちの成長に向けて、自分ができることを見つけ、地域学校協働活動として実際に挑戦したい内容を討議し決める。
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