概ね15歳~18歳の「高校生世代」と概ね18歳~22歳を中心とする「大学生世代」を対象に、彼らが地域社会を舞台に取り組む活動を検証し、主体的な参加と継続的な活動を可能とする原動力を明らかにする。 これまでの研究から、彼らは地域において子どもと関わる際、「遊び」を最大の手段として用いており、遊びの価値や技術に関するコメントが得られている。この点に着目し、彼らが活動を通して「遊び」の意義や価値、技術などを相互学習する過程を丁寧に捉えていく。そして、実際に即した子ども・若者の地域参加が促進される要点を明らかにし、地域活動への参加促進につながる環境醸成のための指針やプログラムの提案を目指す。
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