| 研究課題/領域番号 |
19K02437
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 審査区分 |
小区分09010:教育学関連
|
|---|
| 研究機関 | 明治大学 |
|---|
研究代表者 |
村松 玄太 明治大学, 情報コミュニケーション学部事務室, 専任職員 (80639568)
|
|---|
| 研究分担者 |
中川 壽之 中央大学, その他部局等, その他 (40643945)
瀬戸口 龍一 専修大学, その他部局等, 室長 (30645916)
阿部 裕樹 明治大学, 学術・社会連携部博物館事務室, 専任職員 (40625266)
古俣 達郎 明治大学, 学術・社会連携部博物館事務室, 特別嘱託 (70832476)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
| 配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
|---|
| キーワード | 大学アーカイブズ / 私立法律学校 / 代言人試験 / 弁護士試験 / 学生街 / 講義録 / 講師履歴 / 神田学生街 / 法律学校 / 五大法律学校 / 大学史 / 高等教育史 / 日本近代史 / 大学アーカイヴズ / 法学講義録 / 法学教育 / 近代史 / 高等教育 |
|---|
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では、共同研究者各員の専門領域である高等教育史及び日本近代史の知見を活かし、関係大学アーカイヴズや機関で所蔵する講義録・教員履歴資料・学生資料を分析し、班別に分析作業にあたる。研究の遂行を通して、法律学校間の教育内容には相似点が多数あったが、継受した法律等により部分的に相違（特色）があったとの仮説を実証的かつ段階的に解明する。
|
| 研究成果の概要 |
本課題における成果は１ 私立法律学校の教育実態解明、２ 私立法律学校講師の履歴解明、３ 私立法律学校生徒の実態解明に区分される。
１は各法律学校刊行講義録の発行実態とその内容分析である（中川と瀬戸口担当）。さらに19世紀から20世紀初頭代言人・弁護士試験の検証を行った（阿部担当）。２は明治中期私立法律学校講師での他校との兼任状況、職業、居住地等の分析である（松原担当）。３は講義録、回想録、下宿名簿、卒業生名簿の比較検証を行った（瀬戸口、古俣、鈴木、村松担当）
一連の明治期における私立法律学校の教育、講師、生徒の動向を明らかにし、もって私立法律学校の役割とその意義について明らかにできた。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
以下の２点で学術的及び社会的意義を有する。１ 私立法学系高等教育の総体的解明に貢献（高等教育史研究に資する）これまで個別的解明にとどまっていた複数の私立法律学校の教育内容を比較研究し知見を高等教育史研究の解明に貢献しうる。２ 大学アーカイブズ所蔵研究資源の横断的活用（研究資源活用の萌芽的意義） 文書・資料保存の重要性に関する認識と大学アーカイブズへの関心は高くなってきている。しかしこれまで大学アーカイブズ機関が連携し、それぞれ所蔵する研究資源を横断的に活用した事例は申請者以外にほぼ見いだせない。本研究は、大学アーカイブズの研究資源を有効に活用する萌芽的な事例としての意義を見出す事が可能である。
|
